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ハラ落ちできる、浸透する、行動を変える「ビジョン」を描くには? 「モヤモヤネガネガ」から語って無意識から→問題意識→危機感へ
毎年担当させて頂いているJMA日本能率協会さま
「生産・開発マネジメントコース」(9カ月間の経営幹部育成プログラム)での

私の担当、10月単元
「経営者としてグローバル視点で未来を描くには」
無事終わりました。(正しくは2週間前)(事前設計中の話は↓以前こちらで書いてました)
http://www.graphic-facilitation.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=514
http://www.graphic-facilitation.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=512

そして受講者のみなさんからメッセージ受けとりました〜☆

ネガから語り合えるって楽しいんだ、とか。

こんな小さな何気ないモヤモヤ(ネガ)から
忘れていた本当のポジ(ビジョン)が見えてくるんだ、とか。

伝わったようで嬉しい!↓さいごに感想一部ご紹介。

ネガ最高(*´▽`*)!

当日は、腹落ちできる、伝わる「ビジョン」を描くとは?というお題に対し

まずは皆さん自身に体験して頂きたく(対話の流れはいつもと変わらず「ネガからポジへ」です)

「モヤモヤネガネガから」語って頂きました。(絵空事で終わらせないために)写真の絵巻物たちは
受講者のみなさんの「モヤモヤネガネガ」の一部ですが、

こうした日頃の何気ないモヤモヤ(ネガ)
=なんとかならないかなと感じていることのウラにこそ、

実はまだ言語化されていない、自分でも気づいていない
「本気でなんとかしたいこと」が隠れてます。

モヤモヤ(ネガ)→問題意識→危機感
と次第に無意識が意識化されて、その中で
自分のハートが動く「本気でなんとかしたいネガ」と出会えると
後は自然と自から走り出したくなる。
そんなワクワク自走を引き出すのがネガの真髄です。

もし「メンバーがモヤモヤしているな」とか
「議論がフワフワしているな」と思ったら

ぜひ一度、普段の左脳的で効率的な
議論はいったん横に置いておいて、

ゆるゆるモヤモヤネガネガ吐き出し大会してほしいです。

情報の共有の前に感情の共有を。ポジの前にネガを。
モヤモヤを感じ取るその人間の感度、違和感こそ、
未来への近道です♪受講者メッセージを一部ご紹介↓

・まずネガを深く掘るという部分が非常に参考になりました。確かにネガは共感し易く、ポジに向かってみんなの一体感を作る重要なプロセスになると思いました。

・内容はネガティブな未来を考え、そこからありたい姿に転換してわくわくする未来を描いたので、両極端を考えたので何かとてもすっきりしました。またやってみたいです。

・ 今回教えていただいた手法を社内でも参考にさせていただきます。ネガからポジの流れ。共感を呼びつつ、意見交換を進めていくやり方が、新鮮であった。

・各社・各人の危機感、困り事、不安感を的確にグラフィックへ落されて、かつそこからポジティブへと転じるという今回の手法は、是非ともわが社でも取り入れたいと思うものでした。特に経営層・中間層においては、今回のような研修を通じて、それぞれの本音も語り合えるでしょうし、相互理解が深まり、普段なかなか言えないことを言い合うことで、その後の会社での関わりにも良い効果をもたらすのではないかと感じます。

・ネガティブをポジティブに変換していくことで共感が進むと共に、グラフィックファシリテーションにより絵でその状況・感情を具現化いただくことで、その共感が深まり、文字通りイメージが膨らみ、構築されるストーリーに魂が宿っていく貴重な経験ができました。

・特にネガを出し切るあたり、会議室では前向きな発言を促される同調圧力が強い弊社の風土がありますので、研修の場ということもありますが、なかなか快感でありました。

・深刻になりすぎるのも良くないのですが、ネガが共感を呼ぶ手段とし、その後のポジの共有になるプロセスが、良く理解できました。

・対話の内容を描いていただいたことで、より、頭に、感情に、すっと入ってきたと実感しておりますし、「あぁ、だからモヤモヤしていたんだな」「ひとりひとりに目を向けないと、よりモヤモヤの元が分からなくなってしまうんだな」と体験できた、またとない時間でした。

・改めて、自身の内面にある想いに強く触れ、その想いを再確認できた。自身が医療を通じて社会貢献を実践していくに当たり、自分の気持ちをより深く考えるとその根幹にあるのは 「大切な人・想いを忘れる、あるいは、大切な人に忘れられてしまう、これまで築いてきた人格の尊厳が失われてしまう、そんな哀しい病を何とかしたい」との想いである。この想いを実現するためには、何に取り組んでいくべきか。それは自分自身が今いる位置、今置かれている環境でさえこだわることなく、より広く考えていくと、未来を含めて何が見えてくるのか。今も引き続き自問し続けており、自分の想いの根幹を改めて気づき、再確認できた良い機会であった。

・自分が発した言葉、人から聞いた言葉。どちらも自分の中では理解して咀嚼しているはずなのに、絵にすると意味合いが変わると感じました。それは視覚的に「見える」ことと「残る」ことからそう感じたと思います。

・想いを可視化するセッションを含め語り合う場面が多く、何か「繋がる感」をすごく感じた。先生や同期の方々との話をすごくした感覚が残っています。

・初めての体験でした。内容以前に、俯瞰的でありながら手触り感のある絵巻物を見せて頂き、技術者として背筋が伸びる思いで見入ってしまいました。商品やサービス作りそのものだと思います。

・我々のもやもやを理解してまとめてすぐにグラフィックにされるすごさとその後の解説の説得力・表現力の両方にまずびっくりしました。

・絵にすることはもちろんなのですが、その後の解説もとてもよく分析されており、驚かされました。

・聞く技、俯瞰しながらも手触り感がある絶妙な技に感銘を受けました。商品や組織もこの絵巻物のように作らないとと考えながら見ておりました。

・ゆにさんの熱量に加え、我々が普段気にしていることや世間の流れ、世の中の方の感情、こういったことを日々勉強しつづけているんだろうなぁ〜と感心させられました。

・ビジネスシーンで普段あまり使えていない右脳を使い、今と未来を語る時間を楽しませていただきました。

P.S.
受講者の半分はオンライン参加になる予定が当日は、会社を説得してくださり、結果、全員が直接顔を合わせて対話できて、本当に心から感謝です。
GF会議の現場から : comments (x) : trackback (x)
外国人が評価する「IKIGAI」。でも会議の現場で感じるのは「生き甲斐を持って」と言われた高齢者にはどんな「表情+セリフ」が描けるかというと…(ーー;)
NHK『Cool Japan』を観ていたら
「外国人が本当ににクールと思っているもの」にナント
「IKIGAI」という言葉がランクイン!「IKIGAI」という言葉がすでに
海外でも知られているなんて知らなかった!

日本在住のスペイン人の方が書いた本
『IKIGAI』で広まったそう。

しかし、、、、「生き甲斐」という言葉を聞いて
思い出すのはこの絵。上記の絵は、地域で高齢者を支えるための
「包括支援システム」づくりについて
話し合っていた場で描けてきた一枚。

その会議に限らず
高齢者を支えるまちづくりの話し合いや
高齢者の暮らしを支えるイノベーションアイデアを
話し合う会議で、結構な頻度で
「生き甲斐を持つことが大事」
という言葉が語られるのですが、、、、

言われた高齢者の人達の絵を描こうとすると
こんな寂しい「表情+セリフ」ばかり描けます。

「生き甲斐を持てと言われても…むつかしい」

…と、グラフィックフィードバック(解説)で
お伝えしたら、このとき、その後の
グラフィックダイアログ(対話)で
参加者の一人がこんなことおっしゃいました。

「ぼく今45歳なんでけど、
 子どもがいなくなっちゃったら
 生き甲斐…無いかも…」

その言葉を上の絵の左上に
書き足しておきました。

「生き甲斐」とか「生き甲斐を持とう」とか
言葉では簡単に使いますが

絵筆を持つ私は毎回、悩み、紙の前で唸ってます。
具体的にどんな絵を描けばよいですか〜と。

「絵に描けない」=「具体的に語っていない」議論は
悲しいかな「他人事な発言」のサインでもあります。

ちなみにこの時の描けた
もう1つ面白い絵があります。
それがこちら。ワールドカフェスタイルで
複数のテーブルに分かれて
参加者が対話していたのですが

あるテーブルでは、高齢の親に対して
「もう若くないんだから無理しないで!」と
言っている女性が居ました。

別のテーブルでは、高齢の親に対して
「まだ元気なんだから家に閉じこもってないで
積極的に生きてほしい」
と言っている女性が居ました。

その2つの気持ちを描いていたら…
自然と、高齢者の気持ち=怒り
「どんな高齢者になれって言うんだ!」
と、描かずにはいられませんでした。

今話し合っている主役は誰?!
主役の気持ちは、どこに?

でも、支援する側に悪気はないんです。
大事に思うからこその熱い想い…

それだけに、だからこそ
素直な想いをまずは吐き出しきって
絵に描き出して俯瞰してみないとです。

そして欠けている部分が見えてきたら
「相手の気持ち」=「表情+セリフ」
=心の声まで描き足して、円満にデザインしたいです。

特に当事者が参加しにくい
高齢者支援がテーマの議論では。

上記の絵巻物が描けた当日の様子は
以下でご紹介しています。よかったら♪

[事前設計]のヒント満載!東御(とうみ)市 全絵巻物
http://www.graphic-facilitation.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=321
GF会議の現場から : comments (x) : trackback (x)
メンバーの心が離れていっているヒズミが出始めている今、「直接会う意味を創れる」リーダーシップがニューノーマルの新たなマネジメントスキルになるのかも。場の持つエンゲージメント力は計り知れないと改めて実感した「内定者合宿」リアル開催。
「内定者研修(内定式&合宿)」を
リアル開催されたこちらの会社では、ソーシャルディスタンスを保つため、地方から来る学生さんや親御さんの気持ちを思い
東京本社に集めることを止めて、湯河原にて開催。
(地方学生からは「地元に似ててホッとします」と大好評)この日のためだけに
クリアパネル24枚、サーキュレーター2個、フェイスシールド、
検温機も自社で購入して、窓もドアも開けっぱなしの徹底ぶり。

人事の皆さんにとっても初めての対応なのに
難なく手配される姿に本当に頭が下がりました。

内定者研修は、いつも以上に
気を配らなければいけない場なんですね。

集まった24人の内定者たちの第一声は

「今までオンラインだったから
 大人数に圧倒されてます」
「こんなに大勢の人にいっぺんに会って
 顔と名前が一致しなくて緊張してます」

「24人が大人数なのか?!」と
今どきの反応に思わず笑っちゃいましたが(*´▽`*)

「思ったより背が高いんだー!」「思ったより小さーい」
とあっとう間に打ち解けて

リアルに顔合わせが出来たことを
集まった内定者の誰もが本当に心から喜んでいて
(女子トイレでもワイワイ止まらず♪)

自己紹介は大きな丸い円になって距離を保ちつつ
ワークでは背の高いパネル越しで声を届けるのに
声が小さい子はちょっと大変そうだったけど、社長から熱いメッセージを受け、
会社の歴史やこれからを学びながら
グループワークでお互いの意識の違いに刺激を受け

先輩社員からリアルな仕事現場を聞き、
そんな先輩たちに質問をどんどんぶつける
同期の姿にまた刺激され

とにかく彼ら彼女たちの
会話の止まらない姿を見ると

場の持つエンゲージメント力は
計り知れないです!初日の最後には、一日目の振り返りとして
グラフィックフィードバックを受けて感じたことをそのまま
一人一言、絵巻物の前で語ってもらったのですが

どれも素直でまっすぐな言葉で!く〜ッ、たまりませんでした(^^ゞ「今の自分が何が分かっていかなったのかが見えてきて不安になったけど
 同時にやらなければいけないことも見えてきた」
「(先輩社員の現場の苦労を聞いて)自分も学生の集まりで目の前の仕事を
 楽しまず作業でこなしていたと気づかされた」
「改めて自分はキャリア形成に携わりたくてこの会社に入ったので
 人の気持ちに寄り添って仕事がしたい」などなど大事にしたい思いや気づき、熱い気持ちがこみ上げてきている感じが
絵筆を通してジワジワ伝わって来て、こっちまで熱くなりました。

今年はオンラインで内定式をとりおこなう企業も多く、
実際「会社から控えるように言われているから」という言葉を
担当者の方からもたびたび聴きますが

この企業さまも、基本的には会社からは
大勢の集まりは控えるように言われているけれど

「でも、今やらないと」 と腹決めして「リアル開催する」と
いろんな障壁を乗り越えて実現されました。

今、「直接会う理由=意味を創れる」人たちの
リーダーシップが際立って眩しく感じます。

完全オンラインで
チームマネジメントやコミュニケーションに
何ら問題がなければ気にすることないですが

今、打合せをしていると、色んなところで
ヒズミが出始めていると感じます。

メンバーの気持ちが離れていかないうちに
早いうちに1回でよいから少人数でよいから
リアルに会える場を創れるといいですね。

今回集まった内定者の子たちも
この後は入社までずっとオンラインですし
入社式も会えるかどうか分からないと言われています。

でも今回会えたことで、この後のオンラインで
彼らは、これまでとは全く違う議論を
交わしていくことは間違いないです。

会社から言われているからオンラインなのか。
会社からOKが出たらオフラインを開催するのか。
上の人が言い出さないから受け身のままのオンラインなのか。
忙しさに流され楽だから選んでいるオンラインなのか。

正直、最近の打ち合わせで
「オンラインだから」ということで見せてもらう企画の中身が
「今年は…」と諦めたり、こねくりまわしたりしているうちに
本来の目的を見失っているものが増えている気がして
ならないだけに、、、

そんなモヤモヤが簡単に吹っ飛ぶ力が、
「場」にはある!ということを
再確認するばかりです。

「オンラインへ完全移行」「ペーパーレス化」
だけがニューノーマルではないはず。

やり方は旧式でも
これまで以上に場に集まる「意味」を創りだすことも
ニューノーマルのマネジメントスキルになりそうです。

絵巻物がお手伝いできることは
「情報の共有」だけでなく「感情の共有」を。

もちろんオンラインでも出来るけど
やっぱりリアルに「想いの共有」に立ち合えて(絵にできて)
本当に心から感謝です。

1年目の子たちもウカウカしてられないぐらい
熱くなっている彼らのさらなる成長がたのしみです。

今日のことは入社式まで、いや、入社した後も、
絵巻物を見返して何度も振り返ってほしいなー!
そんな想いをこめて描きました。この日はトータル23枚!

それに同期って、本当に、人生この先
すご〜く大事な存在になってくるからね。(年をとるとわかります(^^ゞ)
この出会いと縁を大切にしてほしい!がんばれー!

【備忘録】
ソーシャルディスタンスのワークショップでのこの日の学び。
秋めいてきて、マスクしてても全然苦しくないのは嬉しいけれど、
窓を開けていると夕方から虫が入ってきます(^^ゞ
そして夜には冷えてきます。湯河原の山の中だから?!
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リアルなワークショップ「会社から言われているから」やらないのか、「自分の意志で」やるべきではない、やる必要は無いと判断しているのかは大きな違い。
リモートワークが当たり前になっている会社の方に
ふつうに「リアルなワークショップ」が
開催されている企業の話をすると、驚かれます。写真は8月あたま、
クリアボードが設置されたワークショップの現場は
リモートワークを推奨されている大手企業ですがプロジェクトリーダーが
「今ここでちゃんと顔を合わせてやらないと
絶対うまくいかない」という強い想いから

援護射撃してくれる役員もつかまえて
感染防止対策を徹底して開催されました。

今「リアルなワークショップ」を
やるか、やらないかの判断は

上長やリーダーの腹決めひとつ
と強く実感します。「会社から言われているから」
やらないのか

「自分の意志で」
やるべきではない、やる必要は無い

と判断しているのかは大きな違い。

余談ですが、先日から

「心理的安全性をテーマに
30人全員オンラインでワークショップしたい」

という相談を受けているのですが

心理的安全性のない組織が
オンライン上でブレイクアウトルームで
面と向かってわざわざその問題を
議論しなくても良いのでは…と

日頃ネガを描かせろ―と言っている私が
思わず止めてしまいました。

同じ場に居れば、グループに分かれても
他のグループの声も聞こえてきて
なんとなく皆と一緒に居る状態で
語り合えた安心感の素晴らしさを
改めて実感しています。

「リアルなワークショップ」を
実施する事務局の方たちも、

参加者の半分はオンラインだったりして、
彼らなりに、パソコンが何台必要かとか、
ハウリングしちゃうからとか、
三脚は何台必要かとか、本当に大変です。

でも、明らかに、
全員オンラインのワークショップの
事務局の人たちと比べると

新しいことに挑戦しているワクワク感が高い!

と感じるのは私だけ?

どちらの状況でも、制限・制約は大歓迎♪
GFにこだわらず、とにかくいかに楽しく
クリエイティブに倍返しにオモシロ返しできるか
あれこれアイデア出していきたいです!

(思い付きであれこれアイデア提案すると
 まじめな事務局の方は混乱して困った顔になっちゃうので
 気を付けなくちゃいけないんだけど)

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『ブルシット・ジョブ----クソどうでもいい仕事の理論』を絵に描くと…
最近、周りで
『ブルシット・ジョブ--クソどうでもいい仕事の理論』(岩波書店)
読みました!という声を良く聞くのですが「あれ?その絵、2年前に描いたゾッ?!」
と思い出して引っ張り出してきたのが下の絵です。

都市を「Playable」にするには?!という
ちょっとユニークでクリエイティブな国際イベントで
日英のクリエイティブスピーカーが登壇される中
若林恵さん(黒鳥社、ディレクター)のお話で描きました。

若林さんのめちゃくちゃ面白いお話の中の1つだったのですが
マシンガントークに追いつくのがやっとで
私はただ「そのまんま」を描くしかできず、、、

(画像をクリックすると拡大して見られます)内心「その色」で塗りつくしながら
「不快に思う人が居たらどうしよう…」と
国際色豊かなオーディエンスを前にドキドキしていたのですが

なんと

この日描いた絵の中で会場に一番刺さっていたのがこの絵でした。

若林さんのお話が本当に心に刺さるお話だったおかげですが
みなさんの共感度、高かったー!!!

やっぱり、ポジ(どうありたい)より
ネガ(現状のモヤモヤ)の方が共感度高く
一気にみんなの心が1つになります♪

この絵が描けた文脈を簡単に説明しておくと

国際イベントのテーマ「Making the City Playable Tokyo 2018」
「都市をどう「playable」にするか」というお題から、

品川駅を歩く「play」を忘れた人たち…
働く人の3割が「クソみたいな仕事をやらされている」と思ってる…

という絵になっています。

ネガって、一人で抱えていると深刻だったことも
絵にして俯瞰して見ると、ほんといつも皆さん
めちゃくちゃ笑うんですよー!

皆さんがネガネガモヤモヤしていることって
実はたいていこうして共有して絵にしてみると
「自分だけじゃなかった!!!」ことばかり。

と、もう400の絵巻物の共通点を知りながら
一瞬でもクソをそのまま描いてヒヨッた自分が情けない!
人は、なんとかしたい(ポジ)から
イライラモヤモヤ(ネガ)している。

あきらめて、もう何も感じない(無関心)
状態のほうが、ずーっとずーっとキケン信号!!!

ぜひぜひ「健全なネガ」の共有を!
そのキッカケに、この本を読んでみるのもいいかも♪

いきなりネガの共有はできませんというメンバーでも
本を読んだ感想や気づきの共有からなら
自分達のモヤモヤ共有へいきやすい
という人達もいらっしゃるのでね。

とにかく、ネガを吐き出し切った先には必ず
自分達では思ってもみなかった
本当に心から進みたい未来(ポジ)が描けてきます♪


ネガ最高!ブルシット・ジョブ最高!
翻訳本が2020年7月末に出版されたばかりなんですね。

#ブルシット・ジョブ
#クソどうでもいい仕事の理論
#BULLSHITJOBS
#本当に大切な仕事はなにか
#ブルシット・ジョブ蔓延のメカニズムを解明
#岩波書店

国際イベントの様子はこちら↓
http://www.graphic-facilitation.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=470

「Making the City Playable Tokyo 2018」
主催:Watershed&BritishCouncil

人と人を、人と都市を、アートやテクノロジーを使ってつなげ
「Playable City」を実践している「playableな」実践者たちの
刺激的なインプットセッションで始まり

100人近く集まったオーディエンスの皆さんも
実際に秋葉原にフィールドワークに出かけ一緒にplayableな体験をして
改めて公共空間を「Playable」にするには?を考え

各自が自分たちの組織やプロジェクトにどう「Playable」を持ち込むか
モヤモヤとアイデアを膨らませた1日でした。

#グラフィックファシリテーター
#やまざきゆにこ
#グラフィックファシリテーション
#グラフィックレコーディング
#グラフィックレコーダー
#GraphicFacilitator
#GraphicFacilitation


GF会議の現場から : comments (x) : trackback (x)
マスクで描き続けるのも7月はちと辛いですが、いつも以上に感動ひとしお「いい汗かいたー!」
マスクしたまま描き続けることにそろそろ慣れたいですが、7月に入るとさすがに冷房がどんだけ効いていても顔汗だくだく!受付で検温されましたが、開始早々、「今、検温されたら引っかかるかも?!」と思ったほど体温上昇。ペットボトルを飲むのもマスクの脱→着が必要で無駄な時間をとられるので、飲まずに描き続けていたら危うく脱水症状に陥りそうになりました。アブナイアブナイ!5時間、24枚、描き終えたとき、替えのマスクを持参し忘れたことに気づき、内心までぐっしょり。いつも終わる頃には、脇汗、腰汗、背中汗は当たり前なので、替えの下着はしっかり持ってきたのに…しかし、あれ?よく見たらワールド・カフェ・ダイアログしてくださっていた皆さんも、めちゃくちゃ汗かいておられました!いつもは私一人が会議室で汗だくで、恥ずかしい思いをしているので心なしか嬉しかったです…。皆さん、マスクしながら距離取りながらも熱く語り合ってくださって。しかも、皆さん会議終わっても絵巻物見ながら饒舌に笑って語って汗キラキラ、目もキラキラ。

自分たちの会社にしか描けない「ネガ」が描けて笑って一つになって本当のポジ(ビジョン)と「ハート」が見えてきて、クゥ〜(≧◇≦)前言撤回!顔汗なんて、どうでもよくなりました。こんないい汗かけるなら。三密の場で描くことが多いので「こんな時期に絵筆を持って本当にお邪魔してよいのですか?」とつい聞き返してしまうのですが、同時に、今だからこそ語り合いたい思いがあると絵筆を通して実感します。今だからこそ描き留めないといけない言葉たち。今年は「いい汗かくぞ〜!」と心新たにしていたら、「ゆにさん、透明マスク、使ったらいいよ。全然違う。息苦しさは解消できますよ。授業で使っています」と大学の先生に教えていただきました!それはいい♪

いつもなら堅い握手で失礼するところ、今はグッと我慢して帰っています。グラフィックフィードバックのときにどうしても熱く語り過ぎて飛沫飛ばしがちなので、これだけは引き続き注意します。
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【追悼】もとはしさんとの出会いから、私のNTT研究所での2年間のGFは始まりました
優秀な研究者が亡くなったという知らせを先週受けました。
あまりにも早過ぎます。もとはしさんとの思い出を
感謝の気持ちを込めて、ここに紹介したいと思います。

(もとはしさんの功績だけでなく、もとはしさんのお人柄、もとはしさんのかけてくれた言葉の数々を語り継ぐのが、私たちが出来る恩返しではないかと思います。もとはしさんをよく知るみなさま。みなさんがそれぞれ知るもとはしさんの想い出もぜひお会いしたときにお聞かせください)↑ 画像をクリックすると拡大して見られます。

私のNTT研究所での2年間のGFは
もとはしさんのあの優しい笑顔から始まりました。

2006年の当時(14年前!)の私はまだ
この「会議で絵を描く」という天職に出会ったばかりで
「グラフィックファシリテーター」という肩書きを考え出す以前、
「グラフィックファシリテーション」という言葉すらまだ世に無いときでした。

どんな話し合いも描いてみたくてウズウズしていたときですが
さすがに依頼の内容を聞いてヒヨりました。

金曜の夕方、大手町にいろんな専門の研究者の方たちが集まり
アメリカ帰りのもとはしさんの次世代無線技術動向の話を聞いて
議論をするというもの。

「???!」「研究所」で「研究者が集まる」場で、
テーマは「アメリカの最新技術」の話で
しかも目に見えない「無線」について!?

「無線…って???」
当時は確かまだADSLの時代。
ネットの接続にすら手こずる私に、、、描けるのか?!

当日の資料(スライド)は当日持ち込みという。
事務局の方に「だいたいでいいのでどんなお話になりますか?」と聞いても
「アメリカの最新技術の話なので我々もどんな話をされるのか分かりません」
そりゃそうだ。しかし私は、皆さんが知ってて当然のことすら知らない。
それが何かも分からないので、とにかくキーワードだけ聴き出して

とにかく後は家に帰って役に立つのか立たないのか分からないまま
付け焼き刃で勉強して臨みました。
IEEEって?!WiMaxって何だっけ?UWBって何?
「そうか〜無線の反対は有線か〜!」なんてところから始まろ
そもそもNTTのサービスって?何を研究しているの?!エトセトラエトセトラ…

もう頭はパンク状態。不安はさらに大きくなり、、、

研究員の人たちって、細かそう、厳しそう、難しそう…
そもそも「もとはしさん」って、どんな人?
社内外でかなりの有名人だというけどアメリカ帰り?!
聡明?キレッキレ?早口?英語多用?超クール?

妄想膨らみ過ぎて当日はもう緊張マックスでした。しかし、そこへ現れたのが、
サスペンダーにハンチング帽!?
丸い眼鏡にニコニコ笑顔のもとはしさんでした。

そして、すでに昔からの友達のように
「今日は楽しみにしてますよ〜」と寄ってくる。

「へ?!こんな研究員の方っているの?!しかもNTTに?!」
と腰が抜けるほど、、、癒されました(≧◇≦)

しかし実際、議論が始まると、未知の世界の話は
私にとってはすべてが「最新」だらけで、とにかく
すべて聞こえたものは描いて、描いて、描くしかなく、、、

その時の絵巻物を今、見返すと、もうこんな絵しか描けなかったのか!
と恥ずかしくてしょうがないのですが、恥をしのんで紹介します。
もとはしさんへの感謝いっぱい、想い出いっぱいの絵巻物。

(それにしても懐かしい、、、時代を感じる、、、
 FOMA、Wifiがアングラ系なんて言われていたり、
 MiMO(マイモ〜!)アドホックネットワーク、、、)

もとはしさんとのやりとりで忘れられないのが
7枚目の絵の下。「UWB」という文字の横に
ウルトラマンの絵が描いてあるのですが付け焼き刃で勉強した中に確かあった「ウルトラワイドバンド」
え〜っと何だっけ?と思いながらとっさに描いちゃったのがコレ。
このとき私がした説明(グラフィックフィードバック)は今でも覚えてます。

「え〜っと(汗)なんでウルトラマンかというと、確か、UWBって
広帯域でとにかく短距離だけどドカンと届けられるとかいう…
なんかこう3分しか持たないウルトラマンのスペシウム光線みたいな感じ!
と思って、とっさに描けたのがウルトラマンでして…」とほほ。

すると、もとはしさん、なんて言ったと思います?
めちゃくちゃニコニコ笑顔で

「そう!そんな感じ!」

他の研究員の方も、なぜか皆さんめちゃくちゃ笑顔。

「へ?こんなんでいいんですか?!」と聞き返したら
「いいのいいの!これでいいの!これがいいの!」
「研究員でも専門が違えば全然分かってないことあるんですよ」
「分かった気になって黙って帰っちゃうのが一番問題」

その後、研究者同士の議論の閉塞感などを教えていただき
「技術だけの話をしていても意味が無い。
 ゆにさんのように使う人の声こそ聞けることがいいんですよ」と

私の脊髄反射の言いたい放題のグラフィックフィードバックを
その後もとにかくすご〜く喜んでくれた、もとはしさん。

今でも、あの、もとはしさんの第一声
「そう!そんな感じ!」を思い出します。

当時、会議で絵を描き始めたばかりの私は、まだ
「こんな汚い絵なのに
 どうして皆さんがこんなに喜んでくれるんだろう?」
と理解できていませんでした。

それが、もとはしさんの会話から見えてきた瞬間でした。

普段の会議では「そう!そんな感じ!」という会話は
許されていないということ。根拠や数字が必要で、
要点をまとめて結論から述べるべきであり
「なんか違うんだよな〜」は偉い人は言えても一社員は許されない。

でも、みんな共有したかったのは
「なんか違うんだよ〜」「そうそうこんな感じ」という会話。
これが第三者が描いた絵巻物の前なら許されるんだ!と。
そしてそんな「うまく言葉に出来ないこと」でも共有したいことこそ
お手伝いできるのがグラフィックなんだ!と。

実際、この後、いろんな会議で
「そう!そんな感じ!」という言葉から
みんなが1つになっていく姿に立ちあうたびに

もとはしさんがニコニコ笑って「そう!そんな感じ!」
と言った姿を思い出しています。

それにしても雲の上の人と思っていた研究員のみなさんの
あまりにフレンドリーで楽しいやりとりに
「研究員の人たちってこんなに柔らかいの〜!?」
と、とにかくビックリ感動して言うと

他の研究員の方たちは笑って私に
「ゆにさん、みんながみんな、
 もとはしさんのような人じゃないですからね〜」
と教えてくれました。

そしてこの日から2年間。
私の金曜日の夕方は、大手町で
さまざまな研究者の取り組む技術を描き
その商用化をみんなで話し合う内容を絵巻物にしていくという
本当に貴重な経験と本当に楽しい時間が始まりました。

議論の後も、そのまま必ずみなさんと飲み会へ。
そこでまたひとしきり熱く笑える発想が広がって

事前勉強は本当に大変だったけど、私にとっては
研究員の皆さんの持つ知の深さと未来視点に感激し、
現実味を帯びた未来を描けるワクワクが止まらない時間でした。

この2年間の経験が今の私を創ったとっても過言ではありません。
これだけ「目に見えないもの」を描いたんだから
もうどんなテーマが来てもコワくないゾという
根拠のない?自信も持たせてもらいました。ちなみに上の9〜11枚目は (↑ 画像をクリックすると拡大して見られます。
もとはしさんの報告を受けて研究者の方たちが
「生活や暮らしがこれからのどう変わるか」
という話を語り合った内容なのですが

今では当たり前になっている世界を
2006年にはすでに描いていました。

例えば10枚目の右下。
「Cold Spot」という文字の下に
これ一応、氷山のつもりで描いた絵があるのですが

当時はまだ「ホットスポット」という言葉があって
「つながらない」「アンテナ立たない」と携帯を振っていた時代。

でも「これからなんでも繫がるゾ〜」という話から
「つながらないコールドスポットが欲しい!」
という声から描けた絵なのですが

まさに今、「つながりたくなーい」という声、聴きますよね。

ちなみに当時研究員のみなさんも
口をそろえて「欲しい!」とおしゃってました。
「つなぐ」仕事をしている人たちが
「滞りなくつなげよう」と研究している人たちが
「つながりたくない!」とおしゃっていたのが
当時の私には新鮮で、なんだかすごく、、、おかしかった(^^)♪
「ナアンダ、気持ちは私たちと一緒なんですね〜」と。

同じく10枚目の左下と上真ん中に
水色の3Dメガネをしている絵を描いたのですが
これは、私が「目に見えない通信の話を描くなんて
できるのかとドキドキして今日来ました」という言葉を聴いて

もとはしさんが「目に見えたら違うよね」
「見えるメガネがあったらいいよね〜」という話しから描けた絵。

人の言葉をしっかり受け止めてくれて
人柄同様、発想までも柔らかい、もとはしさんの言葉は
その後もいろんな場面で絵筆を走らせてくれました。

私の右手はいつまでも忘れません。

視野が広くて、視座が高くて、
そして低くて、温かくて、公平で
世の中の、技術も、人も、見守って、見通せる

そんな、もとはしさんという人との出会いから
私は私のGF人生に大きな大きな宝物を頂きました。

この感謝の気持ちと初心を忘れず、これからも
もとはしさんという人の存在を語り継ぎたいと思います。
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