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絵心は、なくてイイんです(2) マーライオン編
会議の絵に限っていえば、下手な絵ほど、イイんです。

とは前回ゴリラ編でもお伝えしましたが
今回も、身を挺して(!)わたしの絵心の無さをご紹介します。。。。

最近グローバル展開な話題はどの会議でも尽きませんが
シンガポールもよく話題にのぼる1つの国名です。

で、シンガポールのシンボルを描こうと
いつもとっさに筆を動かすのですが…


↑これ何だかわかります?
マーライオン」のつもりです。えへへσ(^_^;)

じつはこの会社さんではマーライオンの絵を
もうかれこれ三回は描いていて、これは最新の1枚なのですが
ま、つまりは何度練習しても、まったく上達していないってわけですが…

でも、この「なんじゃこりゃ?!(^0^)」がみんなを笑顔にして
みんなを1つにしたりするんです。

完璧じゃないほうが、じつはいいことあるんだなあと、GF通して教えられました。
プレゼン資料も、不完全なぐらいのほうが
じつはお客さんと会話が増えたりするなあと思えるようになったりしました。

グラフィックファシリテーションの基本は描くことにあらず。
つっこまれるタタキ台になる」ところにあるのです。
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絵心は、なくてイイんです! ゴリラ編
会議の絵に限っていえば、下手な絵ほど、イイんです(^o^)/
下手な絵ほど、みんなが「なにそれ〜?!」とツッコンでくれるんです。
ツッコンでもらえるってことは、それをきっかけに人と人がつながれるということ。

先日も、グラフィックファシリテ―ションで参加した合宿で
例え話からわたしは「ゴリラ」を描いたつもりなのですが…

↓右がゴリラ(ちなみに左はゾウ
これじゃぁどうしても異論が上がりそうなので(;^_^
(上の写真にあるとおり)文字で説明を書き足しました。

すると次の日の朝、合宿に参加されていたその会社の役員の方が
こんな可愛いゴリラの見本を書いて手渡してくれたんです(^^ )/
ほら! 下手なおかげで素敵なやりとりが生まれたでしょ〜(^o^)/♪

…、と今回はいくら書いても、なんだか
わたしの絵の下手さの言い訳にしか聞こえないデスカネエ〜 (;^_^
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3ヶ月前の今日、こんな絵を描いてました。ふりかえる
3ヶ月前の今日、こんな絵を描いてました。


どうしても「紙に描き留めておきたい」と思うのは
1ヶ月2ヶ月と日が経つと忘れてしまうことでも、また思い出せるから。

そして再び「心に火をつける」こともできるから。

3月のあの頃の、みんなの熱い思いが爆発する絵が出てきました。





でも、熱くなったものほど、冷めやすい。
わたし自身、冷めやすいから、描き留めているのかも。





繰り返したくない。学習したい。だから、描き留めていることも多いです。





紙に描き留めたい、定着させておきたいと思うのは
あの頃の「じぶんたちをじぶんで冷静に俯瞰できる」からでもある。






「あれって、なんだったんだろうね」と思い出話にしはしたくない。
さらりと流してしまったり、なかったことにしたくない。
だから、描き留めておきたいです。

来週で震災が起きて4ヶ月目ですが、
3月、4月に描いた絵で、まだアップしていなかったものを載せてみました。
じぶんが振り返りたくて。

描き留めておくと、「時間の変化」を感じられて
振り返るたびに、常に「長期的な視点」を持つことを思い出させてもらっています。

下の絵は、3月に、買い占めに走るヒトの姿を描いたもの。
「得体の知れないオバケ」が描けてきました。
「得体の知れないオバケ」に追いかけられるように買い占めに走る人たち。
でもそのオバケの発生源は「じぶん」という絵です。











同じ頃、テレビから聴こえてきたキャスターの方の言葉が今も心に残ってます。
(だれだったか忘れてしまったのですが)

「我々は、被災地に光を当て続けなければいけない」

先を急ぐ足をちょっと止めて、立ち止まって振り返る、は大事な作業。
繰り返さないために、学習するために、描き留めて、振り返ってみました。

ほかの絵は ↓ こちらにも追加してあります。

みんなのモヤモヤphoto album ホンキデミライ
http://30d.jp/honkidemirai/1

合い言葉
mirai
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お手本にしたい! 日付入りの旗(期限付きのビジョン)の立て方
2011年4月のテレビで、気仙沼の漁師さんたちが
6月にはカツオ漁に出る」という目標を掲げて動き出したという話を聴いて、
そのとき描いたのが下の絵でした。
このサイト内でも紹介しましたが
↓「語り合うことが希望になる。それがビジョン」
http://www.graphic-facilitation.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=168

そして6月、今朝「カツオ気仙沼に戻る=震災後初の水揚げ」というニュースがありました!
(時事通信) 2011年6月28日(火)11:16
http://news.goo.ne.jp/photo/jiji/nation/jiji-1034288.html

スゴイー!!!
絵空事に終わらせないお手本!!!

ビジョンを描く」とよくいいますが、実際は最終形の一枚絵を描くのではなく
こうして1つ1つ「日付入りの旗(期限付きのビジョン)」を立てていく。
その積み重ねがありたい姿へ近づける道しるべになるんですね!

同じ日に「ガイアの夜明け」でも特集されていました。
甦れ!三陸漁業〜カツオ船団と 漁師たちの決断〜
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber3/preview_20110628.html

立ちはだかる壁、これまでの常識、しがらみ
だれもが無理だと思う気持ち、周囲の反発、折れそうになる瞬間…

立てた旗に向かって描く道は、決して平坦な道を描いてはいけないと改めて肝に銘じました。
そして言い換えると、平坦な道の先に立てられた旗は、進むべき方向ではないのかも、とも。

乗り越えなければならない山や岩があるからこそ
1つ1つ「日付入りの旗(期限付きのビジョン)」を立てていく。なのですね。

ビジョンを語り合うみなさんの話を絵巻物を描くようになって
「ビジョンって一枚絵ではないんだなあ」といつも思っています。

ストーリーがある。時間の変遷がある。

いくつものシーンが何枚も描けて、
コマ送り状態で未来に近づいていくイメージです。

遠い明るい未来も描くのも大事ですが、そこに到達するまでの絵が
いくつも描けると、これぞ絵空事で終らない手応えがあります。

そしてそこには「日付」が入っていると本当に絵空事で終らせない。
それを教えてくれたのが、震災にあった気仙沼の猟師さんたちでした。

これからわたしも「この絵に日付を入れてください」と
ビジョンを語り合う皆さんにしつこく言おうと思います!
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書き留めるとは、じぶんでじぶんを俯瞰できるということ
震災直後に、
今のその[モヤモヤ]している思いを書き留めておきましょう!と
このサイト上で[モヤモヤ]を書き出すツール[表情マーク]を紹介しました。
http://www.graphic-facilitation.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=147
その後、大手企業勤務の働き者女子から、3月末の異動のお知らせとあわせて
もらった以下のメールを、ちょっと紹介します(^^)。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
|
| 私はゆにさんの呼びかけを読んで「よし、描こう!」と思ったまま、
| 「震災や原発事故を受けて色々感じたり考えたりしている自分」やら、
| 「TVもラジオも携帯も、自分の中のスイッチもすべてOFFにして
|  何事もなかったように生活した自分」やら、
|  混乱しすぎて、しばらくは何も書くことができませんでした(^^;
|
| 一週間くらいして、やっと一言書いた途端!
| 止まらなくなってしばらく書き続けました
| 
| おもしろかったのは、書いた言葉を自分で読んで、
| 「なんだ、やればいいじゃん」と思って、
| 行動してはまたノートにもどってくるというのが繰り返されたこと。
| その後、またノートをみたくない時期が続き
| しばらくすると書いて、というサイクルが続いています(笑) 
|
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

グラフィックファシリテーションは、絵が描けなくても
文字だけでも「書き留める」ことさえできれば、だれでもできますよー!
とわたしがいつも言うのは、ま•さ•に
彼女のような気づきと行動変化が起きるということです(^0^)

「書き留める」とじぶんでじぶんを俯瞰できるのですよね。

そして「なんだ、やればいいじゃん」という発見は
グラフィックファシリテーションの現場でも本当によく起きる現象です。

じぶんたちの議論が絵巻物上で目に見えてくると、
ふと冷静にじぶんたちをじぶんたちで俯瞰できる
そのときの気づきは、だれかに言われるより強い。途端に意識や行動が変わります。

(過去記事)モヤモヤしているじぶんを目で俯瞰できると、モヤモヤが止まる
http://www.graphic-facilitation.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=151

GFの現場で絵巻物に描いて描いて、それをみんなで振りかえるたびに毎回思うのは、
モヤモヤの発生源はたいてい自分自身だったりするんですよね。

書き出すとは、吐き出すということ。書き出すだけでも楽になれます。

(過去記事)モヤモヤを書き出すと、もっと早く次に行けます
http://www.graphic-facilitation.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=150
どう次へ進めるかというと、
じぶんでじぶんを俯瞰できるから」に尽きるかもしれません。

じぶんをじぶんで俯瞰してみませんか。
みんなの議論をみんなで俯瞰してみませんか。
まずは手に紙とペンを(^0^)!

ちなみに注意点として、ここで「書き留める」とは「紙に定着」させるということです。

グラフィックファシリテーションでは、ホワイトボードに書いて消すは御法度です。
消してしまうと「なかったことにしてしまう」ので、
結局また繰り返し愚痴たりして、モヤモヤは一向に止まりません。

でも、紙に定着しておくと、
彼女のようにまたモヤモヤしてきても、過去に「書き留めた」ものに戻って
なんだ、やればいいじゃん」と気づいてまた走り出す。
モヤモヤは何度も湧いて出てきます。だからこそ「紙に定着」してほしいです。
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語り合うことが希望になる。それがビジョン
震災2週間後あたりから、専門家の方たちが語り始めた「復興ビジョン」。

たまたま見ていた3/27夕方の報道番組でも、多くの専門家の方たちが
「元に戻す復旧だけでなく新しい、大きなビジョンを」と言っていました。
「一時的に建築制限をつけて、2年、3年、
 みんなでじっくり考える時間が必要」といった意見もありました。

しかし、3月25日から描いていた「集団避難」の絵には

「一時的に集団で移り住んでほしい」「近隣だけでは受け入れられない」
という行政側の声に対して、「地元を離れたくない
故郷を捨てるわけではない」という町民の人たちの声でした。

仮設住宅を用意されても、地元から離れていては
「お金をもらっても住みたくない」
と言っていた人がとても印象的でした。

しかしすべてを津波で流されて
帰るに帰れない」という町民の人たちの葛藤。

一時的な集団避難」を全否定しているわけではないけれど
その提案を二つ返事では受け入れられない。

そんな町民の人たちの気持ちを描いていたらこれを
「地元への愛着」とか「ふるさとへの思い」という言葉で
言い換えるのは、きれい過ぎると思いました。

絵はまさに土色をしていて、その土地に浮遊する
魂の叫びとも言える絵になっていて。

描けば描くほど実感するのは、わたしたちの中には
こんなにも根深く根強い土着性」が存在するのだということ。

そんな中、上の絵の被災地の映像を見ていた専門家の方たちから
希望」と「ビジョン」という2つの言葉が聴こえてきました。
(※NHK3/27の朝の番組)

「国の支援が必ず届くメッセージを届けてほしい」
「国がわれわれを助けてくれるという希望
ビジョン示して、希望を行政見せてほしい」
「国民も行政も希望をもてるようメッセージを伝えないと」

上の絵は、別の日に、都内にも避難所が用意されたニュースを
聞きながら描いていたのですが「住むところではない
ステージをあげないと」という専門家の言葉を聞いて

確かに横滑りでは意味が無い!と思い
ステージの上がったの先には、思わず
希望」という字を描いていました。

しかし、先ほどの町民の人たちの気持ちに戻ったら…
(↓)こんな怒りの声に描けてしまい

その怒りをぶつけられた仮設住宅くんは
(↓)こんな絵になってしまったのですが

この途方に暮れている絵を描きながら
なんだかわたしも、途方に暮れました…。

今はだれもが、被災した人も、支援したい人も、途方に暮れては、
「途方に暮れてもしょうがない」と立ち上がって体を動かす
を繰り返しているのでしょうね。

ただ、同じ番組内で専門家の方の
「絶対かえって来れるんだという期限付きビジョンがないと続かない」
という言葉で、にわかに絵筆が走りました。

ふるさとの情報が届くよう、まとまっていたほうがいい」とのこと。

確かに、必ず戻ってこれますよというメッセージが
地元から定期的に届く場であれば少し「希望」が見えてきそう。

三宅島復興に関わる女性が紹介した実例で
「じぶんたちの名産品を旗印に掲げて」復興のシンボルにしたという話から
上の絵の右上には、それぞれの町の旗(のろし?!)を掲げた
町民の人たちを描いてみました。

そして山古志村の復興に携わった方の話から描けたのが下の絵。

「町民同士で語り合うことが希望になるというのです。

そして、各省庁の人が山古志村に来てくれた、とのこと。

このときスタジオにいた防災大臣の方も「住民の意志がいちばん」
市町村の思いをぶつけてほしい」といったことをおっしゃっていました。

語り合うことが希望になる

まさに企業でいえばビジョン研修。
地域活性の現場では町おこしの対話。
絵筆を持って参加する会議でそれは常に実感します。

未来を語りあう」とは、実際は、穏やかな話し合いで
進むことはありません。紙の上にもそうそう簡単に
明るい未来を描き出すことはできません。でも、だからこそ

語り合うことは希望になる心からそう思います。

ほとんどの会議の主催者の最初の悩みは共通していて
「みんな言っていることがバラバラなんです」
「思っていることはバラバラなんです」ということ。

けれど、描き手としていつも確信していることは
必ずそこに居る人たちの中に共通して
あるもの(下の絵では)が描けるということです。

しかもそれは他の会社や会議では描かない絵。
これは本当にオモシロい現象なのですが。

ご本人たちは「たまたま寄せ集められたチームなんですよ」
なんて言うプロジェクトでも、やっぱり描けます。

それは、たいてい、じぶんたちでは気づいていないことが多い。

けれど、よそ者のわたしからすると、それはみんなが共通して
大切にしているもの、大切にしたいものとして描けます。

「会社のビジョンとじぶんのビジョンは違う」という人もいます。

けれど、その会社のビジョンを語り合っている人たちの話を
絵にしているわたしからすると、

そこに描き出された絵は、その人たちによってしか描けない絵。
つまり「語り合う人そのものがビジョン」なのだと思っています。

「たまたま入社しました」「たまたまプロジェクトに参加してます」
なんて人たちからでも描けてくるのですから、

土着性の高い、同じ土地に生まれ育った、
しかもその土地から離れたくない人たちの話を絵にしたら
共通して大切にしたいもの(この絵の中ではになっています)は
簡単に描けるのだろうと思います。

ビジョンとは何かといえばまさに
語り合うことは希望になる
この言葉そのものといえます。

わたしが描くのは、ビジョンをきれいな一枚絵としてではなく
話し合いの過程もすべて残る絵巻物状態のグラフィックですが

でも、みなさんの語り合ったあとの満足そうな表情を見るたびに、
まさにそれがビジョンなのだと思います。

話し合った人たちからよく聴こえてくる感想は
「日々目の前の仕事に追われていて、それをこなすことに精一杯だったけれど」
「じぶんたちが何のためにこの仕事をしているのか思い出した」
長期的な目線でじぶんたちの今の仕事を捉え直せてよかった」

目線を未来に向けることは、「今」をものすごく力づけてくれるのです。

そして実際「ビジョン」は未完成な絵巻物のようなものであって
まさに上の絵のように期限付きで何枚も何枚も描けてくるのが
とても理想的なのではないでしょうか。

まずは語り合うこと。ビジョンを描くのは本当に難しいことだけれど
復興のプロの力を借りて「町民同士で語り合うことが希望になる

…と、この原稿を書いていたら、
今朝(↓)こんなニュースを聴いて、思わずまた絵を描いてしまいました。

気仙沼の漁師さんたちが
6月にはカツオ漁に出る」という目標を掲げて
動き出したという話。

するとその目標にあわせて
いろんな人たちが動き出したという話でした。

漁師のみなさんが手分けして魚を入れるケース(なんと1箱6万円!)を探しに出かけ、
製氷会社の人や缶詰工場の人たちも動き出した。

旗を立てる」と「前に進む力になる」といった言葉を聴いて
思わず大漁旗にその目標を描いてしまいました。

これこそ期限付きのビジョンではないですか?!スゴイ!
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その「温かい場づくり」に「足湯」並みのぬくもりはあるか?
震災も10日を過ぎたこれは確か朝のNHKニュース。

避難所では、避難してきた人たちを受け入れる側も
手探り状態という話を絵にしたのが下の絵です。
※画像クリックすると拡大して見られます。

専門家の方は「被災者の人たちももっと要望を言ってください」と
呼びかけていました。でも、マイクを向けられても
「ありがたい」とか「贅沢はいえない」という人たちのことを思い出したら…

じぶんの本当の気持ちにはピタッとフタをして
堅く殻に閉じこもってしまった絵が描けてきました。
この絵は普段の会議でもよく「ナベブタ状態」といって描く絵です。

下の絵は4月2日の絵。上の絵からさらに1週間後ですね。
避難所の運営がうまく回るようになってき中で
ようやく本音が聴こえてきたという感じ。書き留めてみました。

それでも最初は、下の絵に描いたように
実際にインタビューしたテレビ局の人が言われていた一言。
ナベブタを無理に明けようとして叱られた、という絵になっています。

普段の会議では、こうしたナベブタ状態からみんなに出てきてもらって
本当の気持ちを吐露してもらわなければ本当の議論とはいえません。

けれど、1つ前の記事でも「何も言わない人」について書きましたが、
被災地の状況下においては、心身ともに深い傷を負った人たちに
安易に普段の会議の手法を応用して「気持ちを吐き出しましょう」
などとは決して言ってはいけないと思います。

専門家の方の「日本人はやさしい。最前の事をしたい」と思っている
という言葉が印象的で、下の絵を描いてみました。

みんなの周りには「温かい気持ち」という熱が描けています。

しかしその温かさとは対照的に
頑なにナベブタを閉じた人たちは冷たくカチンコチンという絵です。

ところがそんな頑なに閉じたナベブタ
するりと開いた絵が描けたのが下の絵です。
足湯のボランティアをされているという話を絵にしたら、ナベブタが空きました。
直接質問しなくても、温かい場と雰囲気があると、自然と吐露するという絵です。

別の時間に(3月22日朝NHKで)「いち早く避難所に入ったボランティアの方」
へのインタビューで紹介されてい話で描いたものでしたが、描いた私からすると
温かい気持ち」と「足湯の温かさ」がまったく同じ絵として描けました。

上下の絵は3月23日に描いた絵です。このときはただただ、「温かいもの」が
こんなにも人の心を癒し、元気にすることが印象的で描いていた絵です。

他にも、コンビニのおにぎりをわざわざ袋から出してアルミホイルで巻き直し
網の上で温め直し焼きおにぎりにして出していた東北のお母さん達の様子も
紹介されていました。「温かい」ってこんなにも力になるんですね。

上の絵は、避難所の人たちが現地取材に入っていたアナウンサーさんに
こうした声をかけてくれる、という話でした。「温かい」ってスゴイ

研修やダイアログの現場で「温かい場、安全な場」をつくることが大事という
セリフはよく聞きますが、ここまで人のぬくもりが伝わる温かい場づくり
できている現場って実際どのぐらいありますかね?

被災地と普段の会議をいっしょにするのは大げさですか?
でもわたしの絵の中ではまったく同じ
ナベブタ状態の人たちが会社の会議室にも描けます。

普段の会議質でも、頑なに殻に閉じた人たちがこれほどするりと
ナベブタを明けて出てくるには、
場の主催者が参加者の人たちの気持ちにどれだけ寄り添えているか。
参加者の人たちが、場の主催者のぬくもりをどれだけ感じられるか。

それが温かい場をつくるということ。

被災地の人たちから、学ぶことばかりです。
自分で描く「未来のために3.11」 : comments (0) : trackback (x)
絵巻物1:町の心配や不安事から気持ちを1つに〜熊本県立大学&大津町フューチャーセッション
ゆに>>>7/12
農GUCCHI(のぐっちー)>>>7/12
また新たに20人のグラフィックファシリテーター誕生(^^)/
ゆに>>>1/23
ゆに>>>12/28
maruco>>>12/28
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