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「何も言わない人」が発する「赤いSOS」が絵に描けた
何も言わない人」が感じていること、大切にしたい。

…と下の原稿を書いていたら、テレビで
「ペットにも異変が起きている」というニュース。
何も言わない」のは人だけではないですね。

2011年4月2日(土)テレビを見ていたら(番組名を忘れてしまいましたが…)
とうとう「ケアしている人のケアが必要になってきている」という話。

震災1週間後ぐらいから「心のケア」の専門家が必要というニュースは
増えていました。特に子どもや高齢者を中心に報道されていた中、
そういえば…3月28日には下の絵も描いてました。

上2つの絵にはまったく同じ
SOS、SOS…」と赤いサイレンが回っている絵を描けていました。

しかしこの赤いサイレン、他の人には見えにくい。
そしてこの「SOS」はなかなか他の人には聴こえにくい。

昨日4月4日(月)の新聞には「自衛隊の心のケアも必要」という記事。
絵に描いたら(↑)ここにも同じ「SOS」を発する赤いサイレンが描けてました。

何も言わない人」ほど「赤いSOS」が描けます。
恐らく報道されるもっと前から「赤いSOS」発信していたのだと推し量れます。

「ケアしている人のケアが必要になってきている」というニュースに
コメンテーターの女性が言った「人間なのだから限界がある」という言葉。
あまりに当たり前のことなのに、思わず筆が走って描いたのが下の絵です。

「人間なのだから」という言葉から描けたのは
人間とは対照的な、疲れ知らずのロボット。するとまた対照的に
人間にしか描けない「折れたハート」が描けてきました。

最初はとっさに「体力の限界」という絵を思い描いていたのですが
心のほうがもう限界…」という静かに悲鳴をあげる絵が描けてきました。

人間には描けて、ロボットには描けない 大事なもの。

自衛隊の人たちをどこか超人無敵の特殊人材という羨望の眼差しで
見ていたかも。そうだよ、同じ人間なのに。

何も言わない人」ほど「折れたハート」が見落とされやすい?

何も言わない人」は普段の会議で
グラフィックファシリテーションの現場で
とても大事なキーパーソンです。

何も言わない人」が発した言葉で、いつも必ず
「いい絵が描ける!」という体験を何度もさせてもらっています。

描き手としては、何か言ってくれないと描けないのですが、
無理に聞き出したところで、いい絵が描けるとは限らないです。

何も言わない人」も、言わない理由はさまざまです。
言いたくない、言えない、あえて言わない、言いにくい…

気持ちを知りたいこちら側としてはもどかしいかもしれません。
でも「何も言わない人」が黙って聞いて見て「感じていること
とても大切にしたいといつも思っています。

何も言わない人」ほど「折れたハート」が見落とされやすい…

これら上の絵を見直していたら、先日ここでも紹介した
「規制」を死守する人が描けちゃった話、を思い出しました。
http://www.graphic-facilitation.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=162

その中で紹介した「規制」というバリケードを掲げる職員さんの心にも
折れたハート」が描き足せると思いました。

そんな絵を描いていたところ、仙台の知人から
以下メールをもらいましたので紹介しておきます。

「テレビの番組から起こした絵は
 規制の川が流れていますが、その通りだとおもいます。
 役所も毎日大量の知人の遺体を、その遺族との引き合わせをして
 休まず働いていて頭の下がる思いでいっぱいです。
 我が子と同じぐらいのこの子達の遺体を安置し、
 毎日遺族の涙の場に同席し。
 現場ではだいぶ柔軟にうごいていますが、
 この状況下でも、規制はあるようで、やるせなさ
 奮起の力に変えてうごいていますね。」

災害対策はどうしてこんなにも人道的なんでしょう…
技術革新は何のために進んでいるの?! アシモー!
※アシモの絵はみんなで描き出した震災モヤモヤより
http://www.graphic-facilitation.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=149
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日本の経済力が落ちたら復興どころではなくなる!自粛より復興投資
物資が届かない。届けられない。

物流が滞る、というコワさ

道路寸断がこんなにも人の命を脅かすということを目の当たりにしたこの3週間。

流れているものが滞る、というコワさ

水、電気、ガス。いつもは店頭に並ぶ牛乳、卵、納豆、水、電池、懐中電灯、充電器…
当たり前のものが、出ない、入らない、流れない。

最初は、自然災害によって流れが留められました。
でも、じわじわと人間が自ら流れを留め始めている?!

お金の流れが滞るのも、同じコワさをはらんでいるのでは?
人間がじぶんでじぶんの首を絞め始めているのでは…

今朝のテレビでお花見の自粛買い控えの話題から
毎日新聞の解説員の女性の話を聴きながらとりあえず絵にしてみましたー。
日本の経済力が落ちてしまったら復興どころではなくなる!
というお話から、もともとパンパンに張っていたお金の袋が

今、急速に萎んでいる絵に描けてきてしまい…

これでは復興を後押しするにはあまりに弱い…(軽い…)

増税という話も出てくる。通常通りの経済活動を!というお話でした。

人は今目の前にあるものにお金を払う意識のほうが強いですが
解説員の方のお話から見える「お金の流れ」を意識できるよう

目に見えないもの」=「必ず復興する東日本への投資
という手応えが、お金を払うという行為に感じられることが
今、必要なのかなーと、絵を描いていて感じました。

わたしたちもお金を使いたくないわけじゃないけど
何か「言い訳」が欲しいのではないかと思います。

正々堂々と購買•消費活動のできる「言い訳」が欲しい
お金を払った先に東日本が見えるような、
そんな工夫を店側や企業にも提案してほしい!

と消費者が思っている…そんな絵が描けてきました。
ただ、ここの絵の中の「お金」とは、もうこれまでの貨幣とは違う価値のものが
登場しなければいけないかもしれませんね…。

流れている」ことが当たり前だと思っているものが突然止まって、
改めてありがたみを感じる。人間は調子のいい生き物です。

しかし、もはやお金があっても流れてこない恐ろしさを身を持って体験しています。
この恐ろしさをまた忘れてしまわないうちに、これまでの貨幣とはまったく違う
新しい価値•貨幣で復興投資できるという成功体験を積んでおきたいと思いました。

どんな新しい価値•貨幣があるかは、具体的な絵に描けていませんが…
でも、そうしないと、また買い占めという同じ行動を繰り返す気がします…
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被災地で「真のリーダーシップ」を発揮する人たち
最近ずっとドラッカー『経済人のおわり』というタイトルが頭から離れません。

※以下は3/20のNHK日曜討論の絵のつづきです。
震災から9日目「NHK日曜討論」で描けた下の絵。

規制」というバリケードを忠実に握りしめる人たち

この絵をまじまじと見ていたら…

この人たちもじぶんの良心と公的な立場の間で
苦しんでいるように見えてきました。

彼らも「規制」に縛られている?

規制」が足かせになっていて
本来持っているはずの「リーダーシップ」を発揮できなくなっている?!

「規制の解除」とあわせて「ピラミッド体質の解除」も必要…。

下手な語呂合わせみたいになっちゃいましたが絵はそう言ってます…。

そもそもビジネスの世界では聞き慣れない「規制」という言葉。
今までこんな絵、描いたことないぞーっ!

今回の救援活動の中でどれだけの「規制」が邪魔したのか。

二度と繰り返さないためには
リストアップしておかなければです。
※画像をクリックすると拡大して見れます。

万が一またこんな事態が起きたとしても
要請がくる前に、一気に規制が外れる仕組みになっているとよいです。

そして「規制の解除」と「ピラミッド体質の解除」をセットに
みんなのリーダーシップを目覚めさせる鶴の一声を忘れずに。

ピラミッド体質そのものは否定したくないです。
こうした有事のとき、1つの指令を脇目もふらず完遂する
ピラミッド体質には助けられていることを多くの人も実感してます。
だれもが頭の下がる思いでそうした人たちの活躍を見守っています。

でもやっぱりこの期に及んで、
規制」を握りしめて動けない人が絵の中に描けてしまうのはおかしい。

そういえば、以前、海外赴任者向けの研修で、描いた絵を思い出しました。
海外で数々の修羅場を体験されてきた富士ゼロックス 元副社長 高橋さんの講演。
そのときわたしは「修羅場」を「真っ赤な炎」でたくさん描いていたのですが
(正確なことばは忘れてしまいましたが)そんな火事場のときにこそ
真のリーダーシップを問われる」といったお話をされていました。

これまでいろんな研修で「リーダーシップ論」を描いてきましたが
今になって「あの方がいわんとしていたことは、こういうことだったのか!」
と思い起こせるものもあれば、同時に「机上の空論だったなあ…」と
むなしさがこみえあげてくる絵もいくつも思い出せます…。うーん…。

ドラッカーの『経済人のおわり』という本のタイトルが、最近ずっと頭から離れません。

経済主導で世の中を見ていてはダメ。

いろんなことが、震災が起きる前と後では、捉え方がまったく違ってきている。
これまでの「リーダーシップ論」も、震災を通してすっかり聴こえ方が変わりそう…

とにかく今は、被災地で「真のリーダーシップ」を発揮する人たちの姿を
目に焼きつけておきたいと思います。
町長さんや自治体長さんだけでなく、
小学生の女の子にも、70過ぎの女性にも、描けてくるリーダーシップ
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「支援したい!」気持ちは「規制」バリケードを突破する
命より大事な「規制」って?!上の判断をあおぐな」と言うことばの先に描けたのは…

2011年3月20日 たまたま朝テレビをつけたらやっていたNHKの日曜討論を聴いて、
一人テレビの前でグラフィックファシリテーション。で、描けたのが下の絵。
震災から9日目の日曜日の朝、生放送でした。

絵:左上>「一刻も早く規制を取り払ってー!
この怒りの叫び声から描いてしまいました。

※画像クリックしたら拡大して見られます。絵の左側に赤く描けているのは「支援したい人たち」。
それに対して絵の右上は、せっかく生き延びたのに
次々に危険にさらされている「被災地の人たち」です。

防災教育を専門とされている片田敏孝氏の「関連死」の話から描けました。
せっかく生き延びた命なのに、亡くなる人が出てきている。
第二波」「第三波」と「目には見えない危険」が
さらに被災した人たちを飲み込もうとしている絵になってしまいました。

しかし、中央には「規制」というバリケードを
忠実に掲げる人たちが描けてきたのです…。

この期に及んで、命より大事な「規制」って?!

規制」があって、民間の飛行機から物資を投下できなかったリ、
食品表示の規制があって出荷ができなかったり。
この非常事態に、平野達男内閣府副大臣は「不問に付す」と
随時、規制緩和を進めているとのこと。
生乳をその場で煮沸したものは飲めるように通達を出したとか。

しかし、元総務大臣•元岩手県知事の増田寛也氏をはじめその場にいたみなさんの
一刻も早く」「一刻も早く」ということばを聴いていたら
助けたいと思っている人たちの怒り苛立ちを描かずにはいられませんでした。

命を守ることが最優先でしょ!」すでに怒り頂点に達して、
真っ赤っか爆発しているという絵が描けてきました。

スタジオと映像がつながっていた南三陸町の佐藤仁町長のことばの奥からは、
被災地の人たちの悲鳴が聴こえてくるようで…
でも、わたしの画力では表現しきれませんでした(- -)。

その場にいたみなさんからは政府に対して「きちんとした司令塔をおくこと」や
「リーダーシップが重要」という意見が寄せられ、それを受けた平野副大臣の
上の判断をあおがないと決断できないというのはやめて
という言葉を描いてみたのですが…

しかし絵の中には、バリケードを「忠実に」掲げて、
「上に指示をあおぐ」人たちが絵の中には描けていて…

平野さんは一体だれに向けてその言葉を言ったんでしょう???

「現地現地のスタッフはじぶんで責任をもってやるという覚悟を…」
みたいなことを言っていたような気がするのですが…
被災地の人たちはすでにやっている…

絵の中では、思わずこんなところまで描けちゃったのですが

先ほどの言葉を、政府の一人一人に向けて言ってくれているならいいですが。

どなたかが言った「真のリーダーシップを!」という言葉を
偶然ここ(↓)に描いてあります。
真のリーダーシップを!」とは
「優秀なリーダーになれる人物が必要」という意味とは別に
一人一人がリーダーシップを発揮して!」という意味ですよね。

しかし、絵を見ていると、一人一人がリーダーシップをとれるよう
政府の体質を変えてもらわないと…

絵の中では「規制」というバリケードを忠実に握りしめる
彼らの手の力は、こわばるばかり…

「規制緩和」という発言も聴こえてきましたが
「緩和」という言葉、この緊急事態の絵の中にはあまりにそぐわない言葉でした。

******グラフィックファシリテーターとして********
どれが大事な絵になるかわからないけど
無駄な発言なんて一つもないので、
全部は拾えないけど、聴こえてきたもの、時間あるとき
日本の未来のために、描き留めたいです。これもその一つ。

同じことを繰り返さないためにも、書き留めたいな。

みんなバラバラなことを言っているようにみえても
描き留めていけば、必ず1つになれるから、書き留めてみる。

今、たくさーんの人が、心の底から
「日本はこうあるべきだ」とビジョンを語っている。

せっかくみんなが本気で思い描く日本の未来を、
絵空事で終わらせないために、今こそ描き留めておかないと思います…。

「今」を直視しないで、この先
「未来」を軽々しく語ってはいけないとも思うので!

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議論が発散したまま解散…、という場にしないために
なぜ会議で絵を描いているのか?」と問われたら、いくつも答え方はあるのですが

「絵を描くとみんなの気持ちが目に見えて、
 みんなの気持ちが目にみえると、チームが1つになれるから」

と答えます。みんなの気持ちを吐き出す、は一致団結に欠かせないステップです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

表情マーク]で書き出した後「どのように終わればいいのか」という質問をもらったので
表情マーク]の本来の使い方は紹介しきれていないので、それについて書きます。

いただいた質問:
「解決策を探る場ではなく、自分自身の思いを可視化して、シェアする、気づきを生むという場を作りたいのですが、それぞれの思いを書き出して、発散して、そのまま解散だと勿体ない(中略)智を生む方向へ繋がっていくと思っているのですが、かといって結論を出すものでもないし」

言葉は、書き留めないと流れて消えてしまう、というのが普段の会議です。
しかし、どんなに発散した議論でもGFで「紙に書いて定着させる」とは
(特に[表情マーク]で書き出すと)

→それらをみんなで[俯瞰
→みんなの[気持ち]が目に見えてくる
→同じ気持ちはまとめてみたりと[分類したくなる

すると結果、みんなの目線は1つになって、収束していくのです。
(レベル差はいろいろですが!)

でも質問にあるように「発散したまま解散」と感じるのは
一般参加型のダイアログ」という場の特徴かと思いました。

場のタイプによって[表情マーク]の使い方が違うので以下に書いておきます。
ここでは以下の2つのタイプについて。
表情マーク]を使いたいと思ったときに、どちらのタイプで使うのか参考にしてください。

(タイプA)ーーーーーーーーーーーーーーーーー

1つは従来、グラフィックファシリテーションが導入されている会議です。
結果を出すために「みんなが一致団結しなければ!」という会議や対話の場です。

そのために「ビジョンを掲げる必要がある」と思う会議ともいえます。

このタイプの会議では、参加者のみなさんは結果を出すために
いつも何か探し物をしているので、とにかく
じぶんたちの議論の絵をそれはそれはとても注意深く見直します。チームみんなが今抱いているモヤモヤが[表情]付きで描き出されてくると
→チームのみんなの気持ちが見えてきて、
→バラバラだと思っていたら、同じ思いが見えてきてホッとしたり
→同じような愚痴や不満を集めてみたら、モヤモヤの原因が見えてきたり
→欠けている部分や強い部分も見えてきたり
→そのうち次の打ち手が見えてきたり…
とにかく実現したい未来を模索しているので探し方が力強いです。

(※分類の仕方については、後日あらためて)

(タイプB)ーーーーーーーーーーーーーーーーー

もう1つは「その日、その場限りで集まった人たちによる場」です。

この場は、解散してしまうことが前提なので、
各自」が何かを持ち帰り、行動につながるといいなという場ですね。
まさに先日のお絵描きダイアログはこのタイプでした。そしてまさにそのときは、「今の気持ちを吐き出す」ためだけに使いました。
みんながとにかくモヤモヤしていて吐き出しにくい気持ちを
みんなが抱えている
とき[表情マーク]は有効です。それは(タイプA)の会議でも同様です。
それどころか一見何も抱えていないように見える会議にこそあえて使うと出てくる出てくる。
じつはこれこそみんなが一致団結するために欠かせない大事なステップです。

ただ、一般参加の解散型の対話の場は、
(タイプA)ほどしっかり、「俯瞰」もまして「分類」まではしていません。
だんだん気持ちを吐き出せてくると、たいてい、みなさんの手が止まります。
気持ちがあふれてくると「描く」という作業は本当に面倒になります。

このときそれでもきちんと描き留めておければ後から分類もできるのですが
抱え込んだ「気持ち」を吐露することが一番してほしいことならば
そのときは「描く」のをやめて吐き出すことに集中するでよいと思いました。

分類」までいかなくても、まずは「各自」が「持ち帰りたい絵」が
1つでも見つかるといいのではないでしょうか。

また実際、(タイプA)ほど「結果を出す」ことも求められていないので、
参加者みなさん自身、書きだされ貼り出されたものをそれほど
分類したい」という気持ちにまではならないことも多いです。

けれど場の主催者が、集まった人たちと何か未来につながる「智」を生み出したい。
そう強く意図して始まる場は、そもそも場への問いかけ方が違ってくるので
書き出されるものも変わってくる→結果「分類したくなる」はずです。

表情マーク]はツールなので、それぞれ使い方は自由でよいです。
でも[表情マーク]を描くことを、その場の“目的”にすると間違えます。

表情マーク]はツールです。それを使ってどういう場をつくりたいか。
究極をいえば、このツールがあってもなくても、場の主催者の意図次第です。

主催する人が何をどう持ち帰ってもらいたいかという意図次第で
問いが変わって(タイプA)にもなると思います。

そのときはぜひ書記係をつけることもおすすめしたいです。
より具体的な「智」が目に見えてくるはずだからです。

「その会議を、なぜ絵に描く必要があるのか?」
「絵空事で終わらせたくない、本気の未来の話をしたい!」
と思ったら、ぜひ絵に描きとめておくことをお薦めしまーす。
自分で描く「未来のために3.11」 : comments (0) : trackback (x)
「じぶんができることは…コレしかない」は強い!
東日本大震災発生直後から、日本中が「今じぶんができること」を考えていました。
この日集まったみんなも、

義援金に協力したり、物資を送ったり、ボランティアに参加したり
目の前の仕事を平常通りに遂行したり、仲間を誘って外食に出かけたり、

それでもまだ力不足だと、モヤモヤとしていました。

でも、日本から退避する外国人の人たちのニュースを聞いていたら、誤解を恐れずに書くと
これは「日本人にしかできないこと」かもしれないと思いました。

みんなの行動を集めて絵にしたらそれは
(本人たちは大したことをしていないと思っていることも)
これは「日本にしか描けない絵」になるのかもしれないと思えました。

以下のグラフィックは、地震1週間後、都内でみんなで描いたグラフィックのつづきです
つづき7 <<< 2011年3月21日【未来につなげるお絵描きダイアローグ】グラフィックファシリテーションで参加する会議の冠には
「未来を描く」「ビジョンを描く」「フューチャーセッション」という言葉がよくつきます。
「5年後の事業のあるべき姿とは?」「10年後の会社のありたい姿とは?」

でも、こうした会議で陥りがちなのは「他の会社でも描いたことのある絵」しか描けないこと。
そういうときの議論というのは、どこかみんなが心の底からそれを実現したいと思えていない証拠だったりします。

描き手として描きたいのは「その会社にしか描けない絵」です。

そういう絵は必ずそれを見たそこの社員の人たちが
うちの会社がやらなくて、どこがやる!」と思える絵です。

その会社にしか描けない絵」がどうしたら描けるか。

それはビジョンを描こうとしている人たちが、こんなことに気づくときです。

「じぶんたちの会社がずっと強みとして持ち続けていること」
「その会社にいる社員みんなが暗黙知のうちに大事にしていること」
「辛くて大変でもやはりそれだけは手放せない譲れないと思っていること」2011年3月14日付けの日経新聞には、以下のメッセージが紹介されていました。
日立製作所の中村社長が全社員に送ったという長いメールの中の一文です。

家族、街、そして社会を守り抜くのだという強い決意を持つことが求められています

今、震災と向き合っている企業に、ビジョン研修なんて不要だと思いました。

グラフィックを描いていていつも思うのは

人は降伏できると、強い」ということ。「速い」ということ。

じぶんができることはこれしかないんだ」という降伏です。

モヤモヤしたものに捕われたまま、先に進めないでいたじぶんを
グラフィックを通して俯瞰できたとき、自覚するのです。

この日集まったみんなも、テレビに映し出される惨状を見て、
何も出来ないじぶん自身の無力さを痛感し、一度途方に暮れ、
それでもみんなが「今、じぶんができること」を考えていて、

そしてそこで見つけた各自のこたえは結局、降伏した結果
じぶんにしかできないこと」を口にしている。

みんなが探していたもの、見つけたいものは
「ビジョンを描く」会議と、とてもよく似ていました。

ダイアログの中でこんな話(↓)が描けました。みんなが未来を心配している

地震がおさまらない、原発も悪くなる一方、地震の恐怖から逃れられないニッポン

震災前は「今どきの若い子達は、着実に貯金して、結婚して、家を買って
未来に期待していないらしいよ」なんて揶揄していた大人まで、心配している。

でも、書き出して目にしてみたら、ふと我に返った気分です。

あれ?[未来]って心配するものだっけ?

震災前は「未来」という言葉を「未来を描く」「未来を創る」なんて頻繁に使っていたのに。

たくさんモヤモヤしていることを書き出して、
どうしようもない大自然の威力に呆然とし、途方にくれて、未来に心配して、

でも、改めてそんなじぶんたちを俯瞰したら、こんなグラフィックも書けました。この5日後の3月26日付けの日経新聞の一面にも、こんな見出しがあって、飛びつきました。

人を出し、知恵を出す

記事の内容は、東芝さんや日立製作所さんが福島第1、第2原発に100人以上の技術者を送りこんでいる話や
地震後3時間で店を再開したイトーヨーカ堂石巻あけぼの店などの全社連携の様子が紹介されていました。

日経新聞のつづきの文章の中に「企業は被災地と関わり続ける」という言葉がありました。

平和ボケしていると、ビジョン研修という場で「今じぶんができること」は考えられても
じぶんにしかできないこと」を絞り出すまでにはかなりの時間を要します。

しかし今、「地震大国ニッポン」と向き合い続けたとき
そこで一人一人が、一社一社が取り組む「じぶんたちにしかできないこと」は
日本にしかできないこと
それは「日本にしか描けない絵」が描けるのだと思いました。

最近注目を浴びる「フューチャーセンター」の発祥はヨーロッパですが
日本にいるわたしたちが、この今を無視して未来を語ってもそれは何の意味もないように思えてきました。
今を無視して描いた絵は、他の国でも描ける未来図になってしまいそう。

大自然を前に「なんてじぶんは無力なんだ」と降伏したその先に
じぶんにしかできないこと」を探し続けた人や企業や国こそが
だれよりもどこより強固なビジョンを描いていくのではないでしょうか。

(↑)震災後1週間、みんなが抱えていたモヤモヤを書き出して貼り出したホワイトボード。
詳しい一覧は「みんなのモヤモヤphoto album ホンキデミライ」にアップしてあります。
http://30d.jp/honkidemirai/1

合い言葉
mirai

2011年3月21日【未来につなげるお絵描きダイアローグ】 関連記事はこちら(↓)
http://www.graphic-facilitation.jp/cp-bin/blog/index.php?day=20110323
1)モヤモヤを吐き出したら、強くなれた
2)モヤモヤはみんなで書き出すと、もっと早く次に行ける
3)モヤモヤしているじぶんを目で俯瞰できると、モヤモヤが止まる
4)未来がみえないときこそ、身近なモヤモヤ書き出してみる
5)共感できるモヤモヤが1つでもあると、ラクになれる
6)ツイートの履歴も、振り返ってみたら、じぶんが見えた
自分で描く「未来のために3.11」 : comments (0) : trackback (x)
ツイートの履歴も、振り返ってみたら、じぶんが見えた
つづき6 <<< ※2011年3月21日【未来につなげるお絵描きダイアローグ】より

twitterのつぶやき履歴もまさにモヤモヤを書き留めた状態です!
そして日頃振り返ったことなんてないけれど、、、、
今こそ振り返ってみるのにいい時期でした。

個人的にもじつは地震が起きるまでtwitterって形だけの登録でした。でもネットもメールも電話もつながらない状況で、振り回されもしたけど、助けられたのも事実。そして何より消せない履歴としてきちんと残っていて、じぶんをじぶんで振り返れたことに意味がありました。みっともないのもじぶん。でも同じ事を繰り返さず少しずつ賢くなりたいから、ふりかえろう。

とりあえず今日はここまで(^^) → つづき7がラストです。

みんなのモヤモヤはこちらにアップしてあります。
↓↓↓↓↓↓↓


「みんなのモヤモヤphoto album ホンキデミライ」
http://30d.jp/honkidemirai/1

合い言葉
mirai

みなさんのモヤモヤもよかったらアップしてくださいねー(^^)

モヤモヤを書き出す[表情マーク]はこちら ↓
http://www.graphic-facilitation.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=147

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絵巻物1:町の心配や不安事から気持ちを1つに〜熊本県立大学&大津町フューチャーセッション
ゆに>>>7/12
農GUCCHI(のぐっちー)>>>7/12
また新たに20人のグラフィックファシリテーター誕生(^^)/
ゆに>>>1/23
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