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「情報の共有」よりも先に「感情の共有」を:表情ツールで実践!
自分でも会議で絵を描いてみたいと思ったらまずは「とっても大事なもの」から絵にしてほしい。 先日紹介した[表情マーク]の補足です。 [表情を描く]と何が変わるのか、という話を書いておきます。 ![]() [表情を描く]とは「気持ち」まで表現できるということ。 そもそも、話し合いで「わざわざ」絵を描くのは「なんのため」かといえば… ぶっちゃけ「絵」がなくても伝わればいいわけで(^^ゞ それなにの「わざわざ」絵を描くのは「なんのため」? それは、そもそも、その会議「何のために」話し合っているの? 話し合ってどうなりたいの? という問いにつながってくるわけですが いろんな会議に参加して共通するのは、ひとは一人ではできないことを 「みんなの気持ちを1つにして未来行動を起こすために」話し合っているということ。 そこで、普段の会議で使われている言葉や文字、 図や表といったコミュニケーションツールだけでは伝わらない「気持ち」を汲み取れるのが、 第三のコミュニケーションツールグラフィックの役割だと思っています。 「気持ち」=「感情」が伝わると コミュニケーションが一気に深まります。 「情報の共有」よりも先に「感情の共有」をするほうがずっとコトが早く進みます。 だから(基本はどんな絵を描いてもいいのですよ、でも)まずは [表情]を描いてほしいと思います。 [表情9]を使って「とっても大事なもの=みんなの気持ち」を くみ取って、共有してあげてほしいです。 なんだか「モヤモヤしている」と感じるところには、 必ずそこには、うまく伝わってない「気持ち」があって それを吐き出すには[表情]を描くと意外とするりと出てくるのでお薦めします。 [表情描く]→「気持ち」まで書ける →「気持ち」が伝わるとコミュニケーションが深まる、速まる、です。 [表情を描く]とは、具体的には下の絵のように フキダシにあうセリフを入れる、ということになります。 (※これは陸前高田市市長さんが訴えていた言葉です) [表情]があると書き手の「気持ち」が引き出されます。「伝わります」。 伝わるスピードが速いとコミュニケーションも円滑になりますね。 「描く」のが苦手な人もいます。 そんなときは、だれかが代わりに書いてあげてもらえたらと思います。 本当の「気持ち」を吐露することが、一番してほしいことなので 手を組んだまま書き留めない人がいたら、 だれかが代わりに書いてあげてほしいです。 その人の吐露を書き取ってあげると それは、その人の気持ちを汲み取ってあげるのと同じ行為になるのです。 絵の世界は自由ですよ。基本は何を描いてもいいんです。 でも話し合いでわざわざ「何のために」描くのか。最初の一歩は 「とっても大事なもの=みんなの気持ち」をくみ取るため、共有するために [表情9]を使ってほしいです〜。 この[表情9]の生まれた背景は、 「絵心がないけど会議を絵にしてみたい」という人のために 「最低限これさえ描ければ会議の大事な部分は絵にできる」というものを 過去の絵巻物をすべて洗いざらい見返して探ていたわけですが、 その作業の中で、わたし自身が、「話し合いは[表情]で出来ている」ことに わたし自身が気づかされました。[表情]は気持ちを表現できる最強ツールです。
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