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その「温かい場づくり」に「足湯」並みのぬくもりはあるか?
震災も10日を過ぎたこれは確か朝のNHKニュース。

避難所では、避難してきた人たちを受け入れる側も
手探り状態という話を絵にしたのが下の絵です。
※画像クリックすると拡大して見られます。

専門家の方は「被災者の人たちももっと要望を言ってください」と
呼びかけていました。でも、マイクを向けられても
「ありがたい」とか「贅沢はいえない」という人たちのことを思い出したら…

じぶんの本当の気持ちにはピタッとフタをして
堅く殻に閉じこもってしまった絵が描けてきました。
この絵は普段の会議でもよく「ナベブタ状態」といって描く絵です。

下の絵は4月2日の絵。上の絵からさらに1週間後ですね。
避難所の運営がうまく回るようになってき中で
ようやく本音が聴こえてきたという感じ。書き留めてみました。

それでも最初は、下の絵に描いたように
実際にインタビューしたテレビ局の人が言われていた一言。
ナベブタを無理に明けようとして叱られた、という絵になっています。

普段の会議では、こうしたナベブタ状態からみんなに出てきてもらって
本当の気持ちを吐露してもらわなければ本当の議論とはいえません。

けれど、1つ前の記事でも「何も言わない人」について書きましたが、
被災地の状況下においては、心身ともに深い傷を負った人たちに
安易に普段の会議の手法を応用して「気持ちを吐き出しましょう」
などとは決して言ってはいけないと思います。

専門家の方の「日本人はやさしい。最前の事をしたい」と思っている
という言葉が印象的で、下の絵を描いてみました。

みんなの周りには「温かい気持ち」という熱が描けています。

しかしその温かさとは対照的に
頑なにナベブタを閉じた人たちは冷たくカチンコチンという絵です。

ところがそんな頑なに閉じたナベブタ
するりと開いた絵が描けたのが下の絵です。
足湯のボランティアをされているという話を絵にしたら、ナベブタが空きました。
直接質問しなくても、温かい場と雰囲気があると、自然と吐露するという絵です。

別の時間に(3月22日朝NHKで)「いち早く避難所に入ったボランティアの方」
へのインタビューで紹介されてい話で描いたものでしたが、描いた私からすると
温かい気持ち」と「足湯の温かさ」がまったく同じ絵として描けました。

上下の絵は3月23日に描いた絵です。このときはただただ、「温かいもの」が
こんなにも人の心を癒し、元気にすることが印象的で描いていた絵です。

他にも、コンビニのおにぎりをわざわざ袋から出してアルミホイルで巻き直し
網の上で温め直し焼きおにぎりにして出していた東北のお母さん達の様子も
紹介されていました。「温かい」ってこんなにも力になるんですね。

上の絵は、避難所の人たちが現地取材に入っていたアナウンサーさんに
こうした声をかけてくれる、という話でした。「温かい」ってスゴイ

研修やダイアログの現場で「温かい場、安全な場」をつくることが大事という
セリフはよく聞きますが、ここまで人のぬくもりが伝わる温かい場づくり
できている現場って実際どのぐらいありますかね?

被災地と普段の会議をいっしょにするのは大げさですか?
でもわたしの絵の中ではまったく同じ
ナベブタ状態の人たちが会社の会議室にも描けます。

普段の会議質でも、頑なに殻に閉じた人たちがこれほどするりと
ナベブタを明けて出てくるには、
場の主催者が参加者の人たちの気持ちにどれだけ寄り添えているか。
参加者の人たちが、場の主催者のぬくもりをどれだけ感じられるか。

それが温かい場をつくるということ。

被災地の人たちから、学ぶことばかりです。
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