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絵巻物1:町の心配や不安事から気持ちを1つに〜熊本県立大学&大津町フューチャーセッション
あなたの町でも(あなたの会社でも)
「みんなで何かを生み出したい」と思ったら
こんなフューチャーセッション(*1)やってみませんかo(^▽^)o

*1 フューチャーセッションとは:
社会の課題を民間、行政、住民、学生など多様な関係者が、
”対話”を通じて、アイデアを出しアクションを生み出す場。

熊本県立大学大津町(おおづまち) 役場の、
絵空事に終わらない「大津町フューチャーセッション」
全絵巻物を3回に分けてご紹介します。第1弾はネガパート(^.^)です

先にアップした速報記事(→)もぜひご覧ください。
すでに今回のFSで立ち上がった貯蔵庫レストランプロジェクト進行中〜♪絵巻物はタタキ台o(^▽^)o
さらに対話を広げるネタに使っていただけたら幸いです。

先に「一気に絵巻物を見たい」方はこちら↓ これスゴイですー(^.^)
http://puk-coc.info/wp/wp-content/uploads/2015/06/GF%E7%B5%B1%E5%90%88ss.jpg

熊本県立大学さまのサイトで見られます。
絵巻物状につなげてもらったの、じつは初めてなんデス♪今回、他では描いたことの無い
イモ愛」というハートが描けたフューチャーセッション。
(↑のちほど絵巻物に出てきます↓)
いもスムージーいもフルコース貯蔵庫レストランいもラン
すでに「有志」が自ら手を挙げて実現に向けて走り出しています。

「フューチャーセッションって何?」
「未来を語るって何?」「何か生まれるの?」という方には

多様な知から、こうして未来(ハート)が生まれる!」という
後半のワクワク感をぜひ体感してもらえたらと思います♪

でもそこに至までに通った大事な時間。
きちんと「ネガ」と向き合った前半の絵巻物をまずはご覧ください。この時間が後々の「本気でやってみたい!」
たくさんのアイデアとハートを生んでます。

さて、大津町とは阿蘇くまもと空港から車で10分ほどにある町です。↑上左の写真はこの日の会場となった生涯学習センターの看板。
からいもくん3きょうだい」とあるのですが
じつはこれとは別に、公式?「からいもくん」がいます。それが上右の写真。
なぜ2つのキャラがいるかはσ^_^;? 大津町あるある…。COC+「地(知)の拠点(*2)」を目指す熊本県立大学さまが
大津町(おおづまち)と「地方創生」の課題に取り組んだ
フューチャーセッション (*1

「大津町の宝もの探し、宝ものづくり!」
2015年6月27日(土)13:00〜17:00
大津町 生涯学習センター大会議室(菊池郡大津町引水62)

※画像をクリックすると拡大して見られます。*1 フューチャーセッションとは:
社会の課題を民間、行政、住民、学生など多様な関係者が、
”対話”を通じて、アイデアを出しアクションを生み出す場。

*2 COC+とは:詳しくはこちら↓
文部科学省サイト「地(知)の 拠点大学による地方創生推進事業」
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/coc/
熊本県立大学サイト[もやいすと]育成と産官学民の対話と恊働で拓く地域の未来
http://puk-coc.info/↑ メインファシリテーターのお二人
大津町役場の緒方さんと熊本県立大学の丸山教授が
参加者の真ん中に立ってスタート。

雨にも関わらず参加は100人近くと大盛況。

参加者の内訳は、すばらしいバランスの多様性でした。
↓町内:町外/学生:自営業:行政勤務:民間にお勤めの方:第二の人生↑ニックネームで呼び合い、握手して自己紹介。
丸山先生「若い人が動くー(^.^)お年寄りを歩かせてはダメですよー」

大津町役場の緒方さんからは
今日の場を開催した熱い思いが語られました。

特に参加者のみなさんに響いていたのは↓ココかなo(^^)o
ジョン・F・ケネディ大統就任演説からの引用「国民の皆さん、
自分のために国が何をしてくれるかを問うのではなく、
自分が国のために何ができるかを問うてください」

この日は特に、大学生や高校生が、
率先してグループの代表で発表したり
手を挙げて発言したりという姿が
何度も見られ(*^^*)

彼らの自責な発言や姿勢に
オトナたちも心動かされましたネ。

役場と大学が主催する場でよくありがちなのは
参加者の「行政、大学、なんとかしてよ」という姿勢や発言ですが
ここではそんな大人のやりとりが恥ずかしく思えるぐらい
さいごまで参加者の主体性が光った場でした。

(↓絵:上半分)
参加者の方からも、今日の参加への思いを語ってもらいました。
上は最高齢82歳、 下は地元高校生。

※画像をクリックすると拡大して見られます。(↑絵:下半分)
丸山先生からフューチャーセッションの概要説明。
もやう」とは熊本弁で「集う、共同で事をする」という意味だそう。

「今日は、左脳ではなく右脳で!DON’T THINK FEEL
↓これも参加者の心に刺さっていたみたいですね。
最後まで「直感で!」と言う声が色んなテーブルから聴こえてきました(^.^)「議論」でもなく、「会話」でもなく、「対話」をしましょう。
「さあ、楽しく悩みましょう!」という丸山先生のガイドで

前半は「ワールドカフェダイアログ」という手法で
大津町の未来に対する心配不安を出し合って共有し、
メンバーを入れ替え、会場全体で共有していきました。 わたしはどこでもネガネガネガネガ言ってますが
まさに今回の対話も「ネガティブ」からスタートしています。

町の魅力やありたい姿(ポジティブな面)から語り合うと
どうしても他の地域でも使える絵になってしまうのですよね…

ネガティブな感情」を共有することから始めたほうが
その地域でしか描けない絵が描けて、結果、本気のポジが描けます。大津町の未来に対する心配不安を語り合う
テーブルを回って絵巻物にしたのが下の4連の絵です。

(後ほど1つ1つ紹介しますが、まずは全体像をご覧ください。)
構図としては右手に阿蘇山。左手は熊本市内。
※画像をクリックすると拡大して見られます。左手の熊本市内から57号線を通って右手の阿蘇山に
車がどんどん吸い込まれていくゥ〜(@_@)という絵です。
大津町は「通り過ぎる町」になっているそう。

ということで、真ん中の大津町には…車を描いてません。
大津町の真ん中を通る茶色の線は
白川という川が流れているのですが
汚れてきたというので茶色く塗っています。

左右の紫色に見えるのは、
かなりの数の車が通るというのを絵にしていたら
なんだか排気ガスがスゴそう…なので紫でモワモワさせました。わたしから、参加者の皆さんに
これら大津町の不安や心配事が描かれた絵巻物について
絵巻物解説(グラフィックフィードバック)をした後

参加者のみなさんには、
このネガな絵巻物の中で
なんとかしたい」「ほっとけない」と思った絵に
付箋を貼って(付箋投票をして)もらいました。そして選ばれしワースト3はこちら。
↓ワースト1「菊陽町に吸収されるかも」付箋がたくさん貼られているの見えますでしょうか。

ワースト2↓「農村部の高齢化空き家後継者無しワースト3↓「大津町は通り過ぎるだけ〜」ネガっていいでしょ〜( ´ ▽ ` )ノネガはポジの裏返し!

1時間前は、参加者の皆さんもまだ席に座って
「今日は何をするの?」といった程度の気持ちだったと思うのですが

この付箋からすっかり「なんとかしたい」気持ちが伝わってきます。
一人一人のハートに火がつき始めています。以下4連の絵巻物を一枚ずつ、カンタンにご紹介

↓(絵:真ん中)
大津町には工業団地があるそうなのですが
「仕事が無い」と若者たちが熊本市内に出ていく絵が描けています。
工業団地の顔が若者を目で追っています。
※画像をクリックすると拡大して見られます。工業団地を描きましたが聴こえてくる社名は「ホンダ」のみ。
「ホンダ依存」「ホンダがもし海外移転してしまったら…」

産官学民で町を盛り上げていくというフューチャーセンターの視点からすると
工業団地が、今はどれも同じ顔に描けてますが
ホンダ以外の会社も個性的な絵を描きたいなあと思いつつ…σ^_^;

モータースポーツのサーキットコースやオフロードコースもあるそう。
HSR九州(HONDA SAFETY&RIDING PLAZA Kyushu)交通教育センターレインボー熊本
身近な存在なのですねー

↓(絵:上・中・下)
大津町は「北部」「南部」「中部」と呼ばれているそう。
けれど駅近くの商店街が衰退しているそうで…
どんより黒〜く塗ってみました。
※画像をクリックすると拡大して見られます。↑(絵:上・下)
「工業団地と違って緑・棚田・田んぼが広がる北部と南部」
という声から最初は「きれいな緑色」に塗っていたのですが
「高齢化が進んでいる」「農家の後継者がいない」「空き家が増えた」
「南北問題」「坂の上下格差」なんて声を聞いていたら…
「暗い茶色」で塗りたくなりました。

↑(絵:真ん中)
ちなみに「中部」を「チューブ?」と聴き間違え
そのまま描いてしまったのですが( ̄ε ̄;)
ある町外の人が「どうして北部、中部、南部って分けてるの?
分けない方がいいんじゃない?」とおっしゃった方がいました。
せっかく大きな町ではないのだからこそ、垣根の無い絵が描きたいですねー。↓(絵:上)「住み良いっていうけど…」
という枕詞がいくつも聴こえてきたのも気になりました。
「ジャスコは存続してくれるの?」という言葉は、
「ホンダがもし海外移転してしまったら…」より
じぶんごとな不安でいい!と思わず描いてしまいました。
※画像をクリックすると拡大して見られます。↑(絵:下) 個人的にとっても気になったつぶやきを絵にしました。
「集落に住む高齢者はバスも無いのにどうしているんだろう」

↓(絵:下)ナント実際、バスのルートが近いうちに
隣りの菊陽町までに。大津町には来なくなるそう(・o・)
※画像をクリックすると拡大して見られます。↑(絵:上)大津町には
「からいもフェスティバル」というお祭りがあるそうですが
そもそも「町外の人は来ているの?と」いう町外の方からの
ツッコミがいい!と、そのまま書いておきました。
ちなみに今年の「大津町からいもフェスティバル」は11月8日(日)とのこと♪
http://www.town.ozu.kumamoto.jp/product/kanko/karaimofes.html「フューチャー○○」「未来○○」という会議に主催・参加してみたけれど
「盛り上がったのはいいけど、後が続かない」という声はよく聞き来ます。

その場合の多くは「ポジ」=「ありたい未来の姿」や「その地域の魅力」
だけを話し合って終っています。[フューチャーあるある…]

描けた未来がどんなに素晴らしくても、いざ実行に移そうとすると
「なぜその状態に行動しなければならないのか…???」
原動力が弱い、自主性が湧いてこない。そんなときは、下手すると、
その未来にすら無責任な未来発言が多かったかも…。でも「ネガ」を語り合うところから始めてみると、
その地域の「困りごと」や「将来の不安」を吐露していくと

そのときまでは正直、ぜ〜んぜん意識していなかったことでも
自分の住む地域の今や未来を改めて見つめ直していくうちに
一人一人の問題意識や危機感には間違いなく火がつき始めます。

そうやって「ネガティブな感情」を共有した時間の先に
語り合う未来の「こうありたい」という発言には、

無責任な他人事の発言よりも自分事の発言の割合が確実に増えてきます。
結果、絵空事に終らない未来になっていくのです。

問題意識や危機感を共有しないまま「未来」を語るよりも
「ネガティブな感情の共有」っていいですよ。オススメします。
※画像をクリックすると拡大して見られます。↑さあ、やばかばい(`^´)!
これまで見てきた「心配や不安」を解決し、
ワクワクする未来を創っていくために、
ここからは一気に「ポジ」へ対話を転換。

まずは大津町の“宝”探しからです。DiscoverOzu!
つづきはこちら→絵巻物2:宝探し☆

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*オマケ* 改めて振り返って[絵解き]してみました。


今回は、ネガを吐き出し「切る」ことは目的ではなかったので
GF的にも、ネガを描き切った手応えをありませんが、
大津町にとって本当に手を打つべきところの「兆し」も
いくつか見えてきたと思います。以下は、改めて絵解きして
具体的に絵に描けなかったもっと描きたかったところデス。「農家って何農家を描けばよかったのかな…イモ?野菜?」
「高齢者ってどんな人、どんなセリフを描けばよかったのかな」
「車を持ってない人ってどうしているの?」
「大津町には代行車は走ってないの?飲んだらどうするの?」
(東京では見た事の無い代行車を熊本市内で見て珍しがっていたもので…σ^^;)
「南北問題っ、坂の上下格差、高齢化、もっと具体的な絵に描くとしたら…」
→「高齢者本人やその家族、北部南部の人はどんな不安や不便、心配を抱えてる?

「おじいちゃんはフォーカスされたけど
 大津町のおばあちゃんってどんなヒト?」
「大津町のパパママもあまり今回は描けなかった。
 農村部と住宅地の特にベッドタウンって
 どういう人たちを描けばよかったのかな?」
「住宅地とベットタウンと工業団地はどれも同じ場所を差している?」
「工業団地と言ってビルをたくさん描いたけど
 ホンダ以外の会社も描きたかったな〜」
(予習したとき東京エレクトロン、HOYAといった企業名も見たけれど…)

「イモ?」「カライモ?」「大津のイモ?」
 色んな呼び方が聴こえてきて描くとき迷いました。統一しない?
「川と呼び捨て? 白川以外の川は無い? 高知県だと四万十、仁淀ブルー、
 京都なら鴨川、大阪は淀川、わたしの地元は隅田川、荒川…
 それなりに固有名詞で呼ぶところは誇りに思ってる感じもするけれど…」
「白川でラフティングって…大津の中だけでやるのは短かそう。
 「大津の川」とか「大津の水」と言える?言えない?
 大津町だけでしかやらないのか。隣り町と一緒似やる気はないのか」

絵巻物は「いろんなヒト」と振り返れば振り返るほど
本質的なコトが見えてきますよーo(^▽^)o

ーーー大津町関連URLーーー

熊本県立大学& 大津町(おおづまち) 役場の
絵空事に終わらない「大津町フューチャーセッション(FS)」

速報1 FSから生まれたプロジェクト早速始動
日々新聞/大津町役場内photoもアップしました。
速報2 COC+「地(知)の拠点」熊本県立大学のフォロワーシップ
県立大学のサイトに(当日&前日ゆに講演)記事アップされています

絵巻物1 [ネガ]大津町の未来に対する心配や不安から語り合う
大津町を「なんとかしたい」「ほっとけない」にハートが芽生えてきました
絵巻物2 [ポジ]大津町の宝探し→質より量20案!→未来の大津町が取材された新聞記事を作成
ネガに向き合った未来にはだれもがやる価値があると感じました。
絵巻物3 未来を思い描くというスゴさ、あなたは知らないヒトにどう語ります(^.^)?
手法に捕われないで!この日に「至るまで」と「終わった後」にぜひ注目してください。

ホンモノの絵巻物 完成!キンコーズさんの力作
http://www.graphic-facilitation.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=384

ーーその後も続いています!URLーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今年8月2度目の訪熊:第二回フューチャーセッション(FS)

絵巻物  第一回FSから生まれた「team貯蔵庫レストラン」
有志プロジェクトでもネガポジで思いを共有!
http://www.graphic-facilitation.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=387
↑イモ愛と覚悟を再確認&ブランド約束づくりに取り組んだ1日

チームワーク  熊本県立大学と大津町の
絵空事に終らせない「後工程からのフォロワーシップ」を再確認!
http://www.graphic-facilitation.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=386
↑未来対話を成功させるのは「ファシリテーター」の力量だけではダメなのです〜(^∧^)

あなたの町でも(あなたの会社でも)
「みんなで何かを生み出したい」と思ったら
「多様な知」から「多様な価値」が生まれるという
こんな「未来から語りあう」体験をしてみませんかo(^▽^)o

GF会議の現場から : comments (2) : trackback (x)
コメント
いや、先日の出来事が全てが走馬灯のように
蘇ってくるかのようです。

前日のGF講習会に参加して、本番の大津に参加されなかった自治体の方々が、参加できずに残念でしたと言われていたので、
ぜひとも、このURLを送って、事前学習して頂きたいと思っておりますが、よろしいでしょうか。

もちろん、私の町にも、来て頂きたいと思っております!!
農GUCCHI(のぐっちー) : URL : : 12/Jul.2015 [Sun] 18:57 : Vs4JSCx.
農GUCCHI(のぐっちー) さま
ぜひシェアしてもらいたくて書きました〜よかったー
山都町(^◇^)楽しみにしております!
ゆに : URL : : 12/Jul.2015 [Sun] 19:21 : 8W6Uig2c
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絵巻物1:町の心配や不安事から気持ちを1つに〜熊本県立大学&大津町フューチャーセッション
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