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2017年よく描く絵[歯も顎も退化する]ニンゲンが描けてくる…思いやビジョンなきまま、目の前の仕事や事業に取り組んでいると、こんな最悪な未来に加担しているかも!
「こんな未来だけは絶対イヤだ!!!」というネガを原動力に
絵空事に終わらせない、心からそうありたいと思える未来(ポジ)を描く!
という対話の流れを、いつもどの会議でもお願いしているわけですが
最近は、こんなニンゲンが描けてきます〜(T_T)(insgram更新しました)
https://www.instagram.com/graphicfacilitation.jp/

忙しさを言い訳に、食にかける時間がもったいないと、そのうちサプリや点滴で栄養補給…なんていう時代がやってきて、人間は噛む必要がなくなって、歯もアゴもなくなっちゃうのでは?という話から。入れ歯を外した老人のようなシワシワの小さな口のアゴのない(結果あたまでっかちな)人という絵になっちゃいました。まだ若いのに…。「噛む必要がなくなって口の周りが老人化した若い火星人」。この絵を見ていると、近い将来AIロボットが、温かい手料理をフルコースで提供してくれても、もはや人間の感情がそこに喜びを見いだせないかも。AIの進化が先か、人間の退化が先か。これらの絵は、企業のビジョンや新規事業を探索する会議で共通して行っているネガ議論「難しいかもしれないけれど本当に解くべき大事な問題」を探しているときに、最近よく描く絵の1つです。働き方改革のおかげでせっかく時間のゆとりができても「平日ぐらいは自分一人の時間が欲しい」と、一人食事をしながらスマホを見たり、本を読んだり。「自分一人の食事のためだけに準備に片づけに時間をとられたくない」それよりも、ワインとおつまみで、映画を観たい。資格の勉強をしたい。そんな生活者の欲求に次から次へと応えるサービス。でもそれが、もしかしたら引き起こしているかもしれない最悪な未来。描いたこと、ありますか。今の事業や目の前の仕事が、果たしてそれが本当に生活者の(生活者である自分自身にとっても)幸せな未来につながっているのか。よかれと思ってしている企業活動そのものが、恐ろしい未来に加担しちゃっているかもしれないという事実。「このままでいいの?」とだれもが「うすうす感じている」ことは、その商品やサービスを受け取る生活者だけでなく、その企業で働く人たちもまた「うすうす感じている」のだと思います。本社や上司から降りてくる指示に「これって何のため?」「これって本当にやる必要あるの?」という疑問。「この仕事はどこにつながっているの?」という議論は、本当はだれもが求めているのだと思います。「人手不足だから」「世界の流れがこっちだから」「儲かるから」と新しい事業が生まれて経営の舵を方向転換させことは、まったくもってagreeだけど、ただ、ロボット事業だ、EV事業だ、健康ビジネスだ、ヘルスケア事業だ、といった「事業」に紐づけるだけの会話で止まってしまうと、それはとても危険な絵になっていきます。「どこに向かっているんだっけ?」でも同時に「言ってもしょうがない」というあきらめから、ただただ「仕事をこなす」だけの日々。実際、「感じる」スイッチを切った「不感症ロボット社員」の絵は、10年前から描けています。そして、そんな思いも理念もない、魂のこもらない小さな作業の連続と積み重ねは、世の中を恐ろしい未来へおしやっていく絵しか描けてこない。だからこそビジョンや存在意義を問い直す議論や研修がいろんなところで開催されていて、そしてこうして、目の前に見えている課題にひそむ、「本当の問題」がつかめると、且つ、超〜個人的に「こんな未来だけは絶対イヤだ!」「なんとかしたい!」と心から思えるネガと出会えると、働く人たちの表情ががらりと変わる。そこの本気度の差が、心からそうありたいと思える「本当のポジ」(未来ビジョン、ミッション、存在意義、価値観)が描ける描けないの差にもつながるわけですが、「今、目の前のこの仕事が解決している本当の問題」をつかめた人たちのエネルギーは、議論の前とは比べ物にならない力がある!と本当に思います。絵空事に終わらせない原動力を、最悪なネガの中からつかんだ瞬間に立ち会うたびに、やめられなくなるネガネガ議論(^^)。

それにしても、2014年ぐらいから「しゃべる必要性を失ったクチナシニンゲン」はどの会議でもよく描いてきていて、2016年からは一気に「AI暴走」の絵を描く頻度が増えてきました。そしてAIを相手に「ますますコミュニケーションが苦手になっていく日本人」としてさらに「クチナシ」が描けていました。でも最近描ける「噛む必要がなくなって口の周りが老人化した若い火星人」という絵は、「コミュニケーション」の問題ではなく、「食べる、噛む、飲み込む」といった人間本来の生き物としての活動の危機。

「暮らし方改革」なくして「働き方改革」はないとは最近よく聞くフレーズですが、これからは「未来の新しい暮らし方」の話をするよりも、もっともっと根源的な「人間だからできる当たり前のこと」を見直していく議論が増えていくのだろうなと絵筆を通してひしひしと感じています。また、今の「働き方改革」で描ける絵は、なんだか「従業員を業務の外に追い出してしまえば後は知らないよ〜」みたいな絵になっちゃうのですが、これから働いてもらう人たちを必死で確保したいなら、健康経営をうたうなら、この火星人も「会社として解きたい問題」として扱う価値は十分あると思います。健康や美容、未病予防に紐づければ儲かるブームはまだまだ続きそうですが、真剣に「人間の本当の健康ってなんだ?」ともう一段深く潜ってみると、まったく異業種が、思わぬ先手を打ってくる。そんなイノベーション分野だと感じてしまうのですが、おおげさですか? でも人間は本当に「易き」に流れる生き物で、これはホント絵を描けば描くほど否めない。同じ人間が「健康に良さそう!」と言って健康食材を買い、「美味しそう!」と言って身体に悪いものを買う絵が、いくらでも描けちゃう。わたしだって、こんな絵を何度も描きながらも、今、野菜ジュースを飲みながら、チョコレートをつまみながら、この文章を書いています。一生活者として思うのは、これを食い止めることができるのは、やはり個人の力だけでなく、魂のある、未来を見据えた企業活動に期待して止みません。とにかく「このままでいいの?」「AIに骨抜きにされちゃう前になんとかしなくちゃ〜」と思いを込めて絵筆をもってお手伝いする昨今です。その会社にしか描けない企業のビジョンやミッションを描くには
「ありたい姿」といったを[ポジ]を語り合う前に
「こんな未来だけは絶対イヤだ!!!」という[ネガ]を描かせてくださいと
いつもお願いしているわけですが。

ネガで描ける絵の中から何を心から
「ほっとけない」「なんとかしたい」という絵を選び出すか。
そこにその会社らしい、その会社ににしか描けない未来のヒントが必ずあります。

未来のありたい姿(ポジ)から語られても
きれいすぎるし、どこの会社でも描ける絵だそ
語った本人たちもやっぱりその絵を見ても魂が籠らず
絵空事で終わります。

でもネガは間違いなく個性的。

同じ会社で働く人たちって、ご本人たちは無意識だと思うのですが
「嫌いなことが同じ」人たちが働いているんだなと確信します。

結婚するときも「好きなものが同じ」人より
「嫌いなことが同じ」人と結婚するほうが幸せになれるんだなと思います。

ネガはポジの裏返し。嫌いは好きの裏返し。
なんとかしたい未来がそこにあるから、イライラモヤモヤ腹も立つ。

ちなみに[ネガ]といっても「課題」とは違います。

すでに語られているような「顕在化している課題」なら
とっくに解決するための何かに取り組んでいるハズ。

課題テーマも決まっていて、目指す方向も決まっているんだけれど
なんだかモヤモヤ、みんなが腹落ちしていない
自ら行動に移せていない、一つになれていないと感じたら、

左脳で論理的な議論は一休みして、

日ごろみんなが「なんとなく感じている」けれど
「言葉にあえてしたことネガなこと」を語りあってほしい。
(グラフィックはそのための第三のコミュニケーションツール)

毎日、会議、出張、資料作成、家事に、子育て…
忙しすぎて、ふうっと一息ついて一人ゴハン。
でもここぞとばかりに、スマホをチェック…
食事はちゃちゃっと済ませて本にテレビに…

そんな日頃の何気ない「このままではマズイな」という感覚にこそ
進むべき未来とイノベーションの種が描けてきます(^^)/

2014年、最も「最悪な未来」を予感させた絵「クチ無しニンゲン」!
http://www.graphic-facilitation.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=367

2015年、またまた描けてしまった「クチ無しニンゲン!」 
http://www.graphic-facilitation.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=367

2016年、今年よく描く絵【AI暴走】
http://www.graphic-facilitation.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=428
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