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外国人が評価する「IKIGAI」。でも会議の現場で感じるのは「生き甲斐を持って」と言われた高齢者にはどんな「表情+セリフ」が描けるかというと…(ーー;)
NHK『Cool Japan』を観ていたら
「外国人が本当ににクールと思っているもの」にナント
「IKIGAI」という言葉がランクイン!「IKIGAI」という言葉がすでに
海外でも知られているなんて知らなかった!

日本在住のスペイン人の方が書いた本
『IKIGAI』で広まったそう。

しかし、、、、「生き甲斐」という言葉を聞いて
思い出すのはこの絵。上記の絵は、地域で高齢者を支えるための
「包括支援システム」づくりについて
話し合っていた場で描けてきた一枚。

その会議に限らず
高齢者を支えるまちづくりの話し合いや
高齢者の暮らしを支えるイノベーションアイデアを
話し合う会議で、結構な頻度で
「生き甲斐を持つことが大事」
という言葉が語られるのですが、、、、

言われた高齢者の人達の絵を描こうとすると
こんな寂しい「表情+セリフ」ばかり描けます。

「生き甲斐を持てと言われても…むつかしい」

…と、グラフィックフィードバック(解説)で
お伝えしたら、このとき、その後の
グラフィックダイアログ(対話)で
参加者の一人がこんなことおっしゃいました。

「ぼく今45歳なんでけど、
 子どもがいなくなっちゃったら
 生き甲斐…無いかも…」

その言葉を上の絵の左上に
書き足しておきました。

「生き甲斐」とか「生き甲斐を持とう」とか
言葉では簡単に使いますが

絵筆を持つ私は毎回、悩み、紙の前で唸ってます。
具体的にどんな絵を描けばよいですか〜と。

「絵に描けない」=「具体的に語っていない」議論は
悲しいかな「他人事な発言」のサインでもあります。

ちなみにこの時の描けた
もう1つ面白い絵があります。
それがこちら。ワールドカフェスタイルで
複数のテーブルに分かれて
参加者が対話していたのですが

あるテーブルでは、高齢の親に対して
「もう若くないんだから無理しないで!」と
言っている女性が居ました。

別のテーブルでは、高齢の親に対して
「まだ元気なんだから家に閉じこもってないで
積極的に生きてほしい」
と言っている女性が居ました。

その2つの気持ちを描いていたら…
自然と、高齢者の気持ち=怒り
「どんな高齢者になれって言うんだ!」
と、描かずにはいられませんでした。

今話し合っている主役は誰?!
主役の気持ちは、どこに?

でも、支援する側に悪気はないんです。
大事に思うからこその熱い想い…

それだけに、だからこそ
素直な想いをまずは吐き出しきって
絵に描き出して俯瞰してみないとです。

そして欠けている部分が見えてきたら
「相手の気持ち」=「表情+セリフ」
=心の声まで描き足して、円満にデザインしたいです。

特に当事者が参加しにくい
高齢者支援がテーマの議論では。

上記の絵巻物が描けた当日の様子は
以下でご紹介しています。よかったら♪

[事前設計]のヒント満載!東御(とうみ)市 全絵巻物
http://www.graphic-facilitation.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=321
GF会議の現場から : comments (x) : trackback (x)
絵巻物1:町の心配や不安事から気持ちを1つに〜熊本県立大学&大津町フューチャーセッション
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農GUCCHI(のぐっちー)>>>7/12
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