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「サラリーマン川柳」は「絵巻物で考える」練習に最適!
マーケティング分野オンラインセミナー『グラフィックファシリテーション入門コース』(*)を担当している グラフィックファシリテーター®のやまざきゆにこです。 (*)「絵巻物で考える習慣」を、身につけていきませんか。 無料お試し受講はこちらから→https://jma-online.com/apply/ ● ● ● ● ● 1月末の日経新聞で 『サラリーマン川柳 入選作100句発表』という記事を見つけました。 「サラリーマン川柳」は絵巻物で考える練習に最適なんです! ![]() 「自分でも会議で絵を描きたい」と言う方の多くは 「描き方」を学ぼうとされると思いますが グラフィックファシリテーションで大事なのは 「描き方」の前の「聴き方」にあります。 「どう聴くか」の違いが、単なる「議事録」か、 「問題を解くための絵」かの違いになってきます。 発言をそのまま「文字」+「挿絵」で描いても 議論や組織のモヤモヤは解けません。 ● ● ● ● ● 問題を解くために大事なのは 「絵を描く」前の「絵を変換」する部分。 聞いて→[頭の中で思い描いて(絵に変換して)]→絵を描く そこでペンは持たずに「頭の中で思い描く練習」として 引用させて頂いているのがこの第一生命保険の「サラリーマン川柳」。 ということで、ここで1つ練習問題をやってみませんか。 今年1月の日経新聞で入選作100句が発表されたという記事から一句。 みなさんの頭の中にはどんな「シーン(絵巻物)」が思い浮かびますか。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 「会社へは 来るなと上司 行けと妻」 ● ● ● ● ● 実はこの句を見たとき 「おお!つい最近、会議でこの絵、描いた!」と唸ってました。 実際の絵がこちら↓ ![]() 現場のモヤモヤを語り合って頂いたワークショップで 聞こえてきた発言をとっさに描いた絵です。 この絵を見て「うちも、うちも」と 多くの人の共感を呼んだ一枚でしたが 「サラリーマン川柳」に入選しているのを見て 世の中にまだまだり多くの賛同者がいそうです。 これは一気に見過ごせない・手をうつべきネガな絵ですね。 ● ● ● ● ● 「シーン(絵巻物)」を思い浮かべてほしくて 川柳を活用していますが、 「シーン(絵巻物)」を思い浮かべることは 実はまだテクニックに過ぎません。 本当に大事なのは「シーン(絵巻物)」を思い浮かべたとき そこに登場する人物たちの「気持ち」まで 慮ることができるあどうか。 そしてそれを「セリフ」として書き出せるかどうか。 ここにこそ、実は グラフィックファシリテーションの本質があります。 ● ● ● ● ● ちなみに「会議で絵を描きたい」と思ったときに 「絵を描く」練習をしたい!という想いを 否定してるわけではないです〜。 グラフィックファシリテーションでも 個人向けにご指導するときは「絵の描き方」 もちろんお伝えしています。 ただ順番が違うだけ。 「何のために」描きたいかは自由ですし 自由であることが、絵のすばらしいところ! 絵の描き方を学びたいのになと思われたら 「何のために」描くかが違うんだなと思って 読んで頂きたいのですが グラフィックファシリテーションは 「問題を解くために」描くので (言葉と文字でこれまで取り組んできたけれど なかなか解けない問題を一日で解きに行く! みたいなところがあるので) グラフィックファシリテーションに限っていうと 「絵があって分かり易いですね」 は、まったく褒め言葉ではないのです。 みんなを心を1つに一人一人が未来行動を起こすためには それを邪魔しているモヤモヤを解かなければいけなくて その多くは言葉と文字と数字と図解… といった論理的思考によるもの。 そこにあえてグラフィックを導入する意味とは? 画力のない私でも、あんな↑雑な絵でも、 存在価値がある理由とは? 「どう聴くか」=「どう発言を絵に変換するか」。 そこがグラフィックファシリテーションが介在する理由の1つでもあるのです。 楽しい絵を描くつもりはないけれど 「組織や会議のモヤモヤを解きたい」と思っている方がいたら ぜひ手を動かす前に「頭の中で思い浮かべて」みてください。 絵を描くのはあくまでも最終アウトプットですし、 結果的に絵に描かなくても口頭で伝えて理解し合えれば そもそも絵なんていらないと思うんです。 絵を描くとは、そもそも手段の1つでしかないことをお忘れなくです。 それでなく絵を描くって、時間はかかるし、手間だし、労働なのです。 8時間も描き続けたら分かって頂けるはず! 追記 この記事を見た知人から さらにステキな川柳を教えてもらいました! これらがそろえば、ほぼ 生活者・社会課題を描く練習になります〜♪ 「働くパパママ川柳」 byオリックスさま https://www.orix.co.jp/grp/move_on/entry/orix-senryu/vol4/result.html ↑特にこの川柳の素晴らしいところは 「パパ目線」「ママ目線」「子ども目線」「じぃじばぁば目線」 と分れているところ! 「シルバー川柳」 https://user.yurokyo.org/event/event000001-2/ by 公益社団法人 全国有料老人ホーム協会 ちなみに「シルバー」という言葉。 高齢者向けアイデアソンで 若手が「シルバー」とか「老人」と語ったとき すかさず、ゆにの絵筆は 「シルバーなんて言われたくない!」 という私の叔父叔母の絵を描いちゃいましたが↓ http://www.graphic-facilitation.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=368 この「シルバー川柳」は 全国有料老人ホーム協会さま 自ら発信されているのですごく安心して読めました。 多世代の「気持ち」「心の声」を知るところから イノベーションの生まれる絵は描けてきます。 余談ですが、わたしは NHK俳句とNHK短歌、毎週録画してます。 勉強になります〜(自分で歌を詠んだことはないですが(^^ゞ) 追追記! さらに友達から「理系あるある川柳にたどりついた!」と連絡が。 「理系あるある川柳」byブルーバックス https://bluebacks.kodansha.co.jp/special/science-senryu/?fbclid=IwAR1Y0YEbaiV0qpCdXQ1N1u4d7X_l0mPebqkXjloJUzjYvN0gCxSWS64Jrsw その友達とやっぱり共感しちゃったのはコレ 「何するの? いつも聞かれる 数学科」 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 日本能率協会オンラインセミナー 『グラフィックファシリテーション入門コース』では、 絵筆を動かさなくともできる「絵巻物思考」を解説しています。 「頭の中で描く」という感覚が持てるようになると、 無駄な業務を増やす前に、本来進むべき未来へと場をリードできます。 「絵巻物で考える習慣」を、 身につけていきませんか。絵心は不要です。 ↓まずは【無料】お試し受講からご利用ください。 https://jma-online.com/apply/ ◆日本能率協会オンラインセミナー 『グラフィックファシリテーション入門コース』 https://jma-mkonline.com/course/course04/ ![]() 『グラフィックファシリテーション入門コース』 http://www.graphic-facilitation.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=502
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