物語りが教えてくれること。それは、新たな物語りを紡ぎだす
ここでは過去に描いた一連のグラフィックをご紹介します。自由に読み取って、その場に流れていた時間や空気、物語りを想像してみてください。思い描くことに自由や遊びを与えてくれるのもグラフィックの持てる力です。私がいつも行っている「グラフィックフィードバック」のとおりの簡単な解説もつけましたので、それを読んで、さらに発想を広げてみるのもオススメです。
物語りが教えてくれること。それは、新たな物語りを紡ぎだす
ここでは過去に描いた一連のグラフィックをご紹介します。自由に読み取って、その場に流れていた時間や空気、物語りを想像してみてください。思い描くことに自由や遊びを与えてくれるのもグラフィックの持てる力です。私がいつも行っている「グラフィックフィードバック」のとおりの簡単な解説もつけましたので、それを読んで、さらに発想を広げてみるのもオススメです。
◇基調講演1 野中郁次郎氏(一橋大学名誉教授)
◇基調講演2 ピーター・センゲ氏(米MIT上級講師)
◇パネルディスカッション
野中氏×センゲ氏×草原氏(リクルート)×カーラ・ベイロ氏(日産自動車)
◇第二部 ワールド・カフェ・ダイアログ 〜300人で「未来」を対話する〜
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解説≫世紀の対談と謳われた300人規模のシンポジウムでグラフィックを描きました。国連大学 ウ・タント会議場で開催されたSOLジャパン主催 経営者シンポジウム。キャンセル待ち多数という盛況ぶりでした。21世紀に進化し続けていく組織には何が必要なのか。『知識創造企業』で有名な野中郁次郎氏(一橋大学名誉教授)、『学習する組織』『出現する未来』で有名なピーター・センゲ氏による基調講演。「学習する組織」を実践する企業としてリクルート草原氏、日産自動車カーラ・ベロイ氏を交えてのパネルディスカッション。最後はカフェ・ダイアログでの対話を通じて、参加者ひとりひとりが探求を持ち帰った1日でした。
◇中竹竜二氏講演「名門常勝チームを率いて」
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解説≫06年に早稲田大学ラグビー蹴球部の監督に就任した中竹氏。経営者向けに「強い組織づくり」について語られた講演内容を絵にしました。このグラフィックは面白いことに途中から一貫して「矢印」の絵が現れています。中竹さんの伝えたい「スタイルを持つということ」が最後まで一貫して語られたメッセージということがわかります。詳しくは「グラフィックレポート」もギャラリー内に掲載しましたので、そちらもお楽しみください。
◇第3回研究フォーラム「ネットワーク組織と社会起業家」
他の回のグラフィックはGLOCOMサイトですべてご覧になれます
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解説≫「イノベーション」とは結果に過ぎない。それを引き起こすための人や組織の「イノベーション行動」について研究しているプロジェクトです。全6回。大学教授とプロジェクトメンバーによる発表・議論というプログラムで3時間の予定をいつも軽くオーバーするほどの盛り上がりです。
ここでは第三回「イノベーション行動を引き起こす未来型組織とは」という朴教授 (大阪産業大学 経営学部 教授) と服部氏 (CAC社会起業家研究ネットワーク代表)の回のグラフィックを掲載しています。
◇高橋 秀明氏(慶応義塾大学教授)「信頼されるリーダーシップ」
◇大江 功次氏(ジョイ・アンド・バリュー(株)代表取締役)「海外駐在員(経営者として)の使命とは」
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解説≫(社)企業研究会主催ビジネススクール「海外ビジネスリーダー養成プログラム」で描いたグラフィックです。赴任先から一時帰国して受講する方や、来月、再来月には赴任が決まっているという、まさに最前線で、しかもほとんどがたった一人で現地に立つ経営者クラスの方々が集まる場でした。この日は最終回にふさわしく「海外駐在員(経営者として)の使命」について熱く語り合った時間でした。全体の講師役は、元日産自動車でカルロス・ゴーン氏のもと、CFT(クロスファンクショナルチーム)等様々なプロジェクトでリーダーを務められた大江さん(ジョイ・アンド・バリュー(株)代表取締役)。 ゲスト講演は、高橋 秀明氏(慶応義塾大学政策・メディア研究科教授、元富士ゼロックス株式会社代表取締役副社長)。高橋氏の海外で経験されてきた数々の“修羅場”から体得されているメッセージはとにかく一つ一つに凄み重みがあって、受講者も私も全身でそのオーラを浴びた時間でした。
◇野田 稔氏(明治大学大学院教授・(株)Jfeel代表取締役) 基調講演
◇河合 太介氏、高橋 克徳氏 (ベストセラー『不機嫌な職場』著者) ワークショップ
◇ラジオDJ 山本シュウ氏(アミューズ所属)ライブトーク『We are シンセキ!』 ほか
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解説≫野田 稔氏率いる(株)ジェイフィール主催 夏のジャンボリー(in白樺湖)で「感情ルネッサ〜ンス」を描いてきました。(株)ジェイフィールとはあの(株)アミューズが出資するちょっと変わった教育会社です。とことん働く人の「感情問題」に焦点を当てています。野田先生の想い「働く人の感情ルネサンス」をテーマに大学生、社会人大学院生、業種を超えた企業人、経営者が一同に集まり、組織・人事・人材育成について議論しあった参加者約160名という大規模な合同合宿でした。
技術評論社ウェブサイト[gihyo.jp]にも掲載。
連載「モヤモヤ議論にグラフィックファシリテーション!」(第6回/第7回)
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解説≫技術評論社gihyo.jpの連載での特別企画「クライアント座談会」(※2007年11月実施)。当時、グラフィックファシリテーションを体感したことのない人には、記事を読んでも「実際のところどうなの?」と思っている人も多いと思い、「クライアントの皆さんに正直なところを語っていただこう!」と私が勝手に企画しました。みなさん初対面なはずなのに、感度の高さ、未来を引き寄せる思いの強さが共通していて、スタートから予想以上の盛り上がりを見せた意見交換。日本ではまだ前例のないこのグラフィックファシリテーションを,先陣切って導入を決めた方々なだけに、実行力が伴うその言葉の1つ1つがとても力強く内容の濃い2時間をいただきました。詳しくは下の「グラフィックレポート(PDFファイル)」にまとめてありますので、ぜひそちらもご覧ください。
<グラフィックレポート>
(株)NTTデータ (株)野村総合研究所 主催「ITと新社会デザインフォーラム2011」
<グラフィックレポート>
早稲田大学ラグビー蹴球部 監督 中竹竜二氏 講演
<グラフィックレポート>
gihyo.jp連載特別企画「クライアント座談会」
※連載「モヤモヤ議論にグラフィックファシリテーション!」(第8回)にも同じものがアップされています
解説≫「グラフィックレポート」とは、後日、改めて描いた本人である私が絵をもう一度見直して、分析し、報告書にまとめてクライアントに提出しているものです。絵の現物は当日納品しますが、そこでデジカメで撮影したものを見直しながらA4レポートにまとめています。「絵を分析する」と聞いて「?」と思う方が多いと思いますが、当日には気付かなかったことが、日をおいて後日グラフィックを細かく見直すと、それはもういろんな発見があるんです。同じ絵がいくつも登場したり、あるときからガラっと絵が変わったり、そんな絵の表情から読み取れる奥の深い世界が待っています。2時間分のグラフィックのレポートは議事録的な要素も強いですが、1回2〜3時間の会議でも、それが6回、半年、1年と定例で描いたものを見返すと、これがまた興味深いものがいくつも見つかります。プロジェクトが実行に向かわない阻害要因が見えたり、必ず出てくるアイコンを発見して共通のビジョンが見えたり。私も個人的にとても大好きな作業です。
公開できない報告書が多いのですが、ここでは上記「早稲田大学ラグビー蹴球部 監督 中竹竜二氏 講演」と「gihyo.jp連載特別企画クライアント座談会」のグラフィックレポート(PDFファイル)を掲載していますのでお楽しみください。
「FutureCenter実践に必要なリソースとは」というテーマでお話させて頂いたときのスライド資料です。
過去に描いてきた200以上の会議を分布・分析して、グラフィックファシリテーションの現場から見えてきたことを「多様な知を集めた場のパフォーマンスを最大限に発揮させるには」という観点からまとめました。