こんにちは。
グラフィックファシリテーター(R)やまざきゆにこです。
2月に初開催した「ネガポジ(モヤワク)対話ワークショップ」の体験会。上の写真は「モヤモヤの共有」を体験した直後のみなさんの清々しい表情をパチリ撮らせていただきました。(SNS掲載の許可をいただきました。みなさま、ありがとうございます)
「モヤモヤしたこと吐き出すのって気持ちいいなー!」
の第一声を頂き、無事みなさんに短時間ながら「モヤモヤを共有する」ことから始める楽しさや価値を体験していただけました。職場で実践してみるという声も多数いただき、うれしい!
「ネガポジ(モヤワク)対話ワークショップ体験会」の詳細は→こちら ※2025年2月1日(土)13:00~15:00 開催しました。
今回の参加者の皆さまのバックグラウドは本当にさまざまで
新人さんから社長、役員をされている方たちもいらっしゃって、
所属も、新規事業/広報人事/リサーチャー/ITエンジニア/デザイナー/研究者/大企業/ベンチャー/病院、と同じお仕事は1つもなく
目的も、ビジョン策定 浸透/業務改善/経営層とメンバーのギャップをどう埋めるか/チャレンジする風土の醸成/社員のモチベーション向上/イノベーション文化醸成/離職や求職をどう止めるか/働きがいのある職場にしていくには、などなど。
ワークショップ経験も無い方から、ワールドカフェを予定されている方まで
本当に多様なみなさまでしたが、
「多様な価値観の人たちを未来志向で一つにしたい!」
という共通の想い(ハート)を持っている方達が集まってくださったおかげで、とても良い場になりました。
未来を向いているからこそ【モヤモヤから共有】する意義とその可能性を思っている以上に受け取ってくださって本当にありがとうございました。
同じ会社から2人で参加してくださった方達もいて、社内に戻っても話が早そうなやりとりまで聞けて嬉しかったです!

参加者のみなさんの言葉でまずはご報告。
「ネガを書く気持ちよさをみんなで共有するのは大事だなと思いました」
そうなの、そうなの、そうなの~!
「ふだん前向きに、前向きに、って意識して頑張ってしまうんですけど(中略)ネガティブの中にポジティブがつまっているというのを身に染みて感じました」
うんうん!
「自分のネガティブも他人のネガティブも抵抗せずに見ていこうと思いました」
ぜひぜひぜひ~!
「(社長さんの)想いを聞けたのがすごい刺激的で、立場の違いをお互いに理解するのがすごく重要だなって思いました」
それも大企業の社長様が参加してくださって、ほんと貴重でしたね~!
「今日のようにモヤモヤを吐き出すような場所を、会社でも(今以上に)つくらないといけないなと思いました」
ぜひお願いします!!!
「私のマネージャーへのモヤモヤをポジティブに解釈してくれた方がいて『そういう解釈もあるんだ』と冷静に受け止められそう。モヤモヤを共有すると客観性を持てると思いました」
そうそう!第三者を混ぜると、モヤモヤから抜け出すの速いんだよね!
「マネージャーにモヤモヤすることが多かったけれど、他の人が『上が下に気を遣いすぎることにモヤモヤしてる』という話を聞いて、自分の上司も部下の自分に気を遣いすぎている結果だったのかも?!という発見がありました」
まさにいろんな立場の人が参加したからこその気づきだね♪
「会社の長期ビジョンを以前つくったとき、みんながモヤモヤしていることに目をつぶって、ポジティブだけ見てビジョンつくってたなあ。これからつくるビジョンと浸透に生かしていきたい」
それに気づいて頂けて私もうれしいです!!!
上記以外にも、みなさんが、それぞれが自分の言葉で体感したことを語ってくださり、本当に本当にありがとうございました。

多くの職場やチームで「情報の共有」はされているけれど、「感情の共有」がされていません。せっかく同じ職場やチームで働いているのに、一人でモヤモヤしたまま、蓋をしてしまっている現場はとても多いです。
愚痴や不満を溜め込んだままモヤモヤしながら仕事をしていても、本来の力は発揮できません。「なんでこれをやらなくちゃいけないの?」「正直、よく分からない」「誰にも相談できない」とモヤモヤしたままでは、生まれるはずのアイデアも出てきません。
モヤモヤと向き合わないから、愚痴を愚痴のままにしている組織も多いです。黙って静かに退職してしまう人も居ます。新しい発想が生まれないのは、モヤモヤの掘り起こしが浅いだけという話し合いはとても多い。
「モヤモヤしていること」を扱わないと、結果的に、他責な態度、他人事な発言、他人軸な人材を育成してしまっています。「多様な知」を生かせるはずの関係なのに、本当にもったいない。現状を変える、イノベーションの種はもはや「モヤモヤ」からしか描けません。
人はどうでもいいことにモヤモヤしません。なんかヘンだな、なんかイヤだな、にものすごい未来への突破口が隠れているのです。人の「違和感」をあなどらないでほしい。信じてほしい。本当にすばらしい絵巻物を描かせてくれるんです!
モヤモヤの大半を占めるネガティブな感情を、一人の中で閉じ込めず「みんなで共有」してみると、本当に色んな体験や、色んなことが見えてくるのです。一人一人のリアルな声を見えるようにするとスゴイいんです。
例えば
・自己紹介しなくても、初対面でも、心の通う対話ができる。上辺ではなく本当の気持ちや思いを共有できる。
・自分の置かれている状態を俯瞰できる。じぶんたちでは気づいていないチームや組織のメンタルブロックが見えてくる。
・見方が変わる。視野・視座が変わる。思い込みが外れる。相手の気持ちに立てる。壁がするっと溶けてなくなる。
・ネガティブな感情をポジティブに扱えるようになる。
・人や組織が求める潜在的な本当の声を拾える。
・知らないうちに、組織や地域全体を蝕んでいるような、手を打つべき大事な問題が見えてくる。(それはたいてい解決する人がアサインされていないような、でもみんなを疲弊させている問題です)。
・なんとかしたい気持ち(ハート)に火が付く。未来志向を持てる。
・他責・他人事・他人軸から自責・自分事・自分軸へ変われる。 etc.
私たちはビジョンとは?新しい働き方とは?と、新しい絵を描こうとしますが、自分たちが今「何が見えていないのか」に気づけることが第一歩。未来が見えていな、話が見えていない、みんなの気持ちが見えていない…。
体験会で感じ取れるのはこれらのほんの一部になりますが、「モヤモヤの共有をしてみたい」と思って頂けて本当にうれしかったです!とにかくまずモヤモヤの共有を始めないと何も起きないのでね!
グラフィックファシリテーター(R)が、なぜ可視化の効果よりも前に、「ネガポジ、ネガポジ、ネガ最高!」と言い続けているのかというと、「どんな発言を引き出すか」「どれだけ本当の気持ちを語って頂けるか」「素直な想いを言葉にしていただくか」で絵巻物が変わるから。絵巻物に描いた話し合いが「絵空事に終わるか・終わらないか」が決まるから。事前設計が8割なのです。
グラフィックファシリテーションは「絵巻物」に注目が行きやすいですが、上場企業や官公庁さまからご依頼実績500超の秘密は、
●いかにモヤモヤを掘り起こすか
●いかに絵巻物に描ける話し合いを引き出すか
また機会を見て突然開催します。リアルを聞ける・本音を話せる【ネガポジ(モヤワク)対話ワークショップ】ご興味ありましたら、ぜひ次の機会に起こしください。
★3月も開催決定→2025年3月14日(金)
・「感情」を汲み取って人や組織や地域を動かすファシリテーションを磨きたい方
・実績500以上のワークショップの基本の技と型を学び実践に生かしたい方
・グラフィックファシリテーションを導入したい方 など
ワークショップに携わる方だけでなく、チームのリーダーとして
・組織やチームを1つにしたい方
・一人一人に自ら考え行動してほしい方
・チームや組織のメンバーに、腹を割って話してほしい、ホンネでリアルな話をして自分事として語ってほしい方 などなど
不定期開催ですが、体験会のお知らせはSNS&メルマガからしています。ぜひこの機会に登録&フォローしてください(^^)。
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