こんにちは。
グラフィックファシリテーター(R)やまざきゆにこです。

熱い想いを抱えて飛び込んでくれた女子5人と4か月のUNI道場が先週からスタートしました。

絵心不要【UNI道場】
多様な立場や価値観の人達を1つにして前に進めるために
ワークショップ実績500超に共通する[基本の技と型]を学び実務に生かす4カ月

●子育てを言い訳にしない女性たち

道場開講直前の三連休に「やっぱり諦めきれない!」と悩みに悩んで飛び込んできてくれた子もいます。当初は「子育てと、副業も軌道に乗り始めて、もう寝不足なので受けたいけどあきらめます」と言っていたのに、講座前日の個人面談の時には「入金もすませました」「講座の時間は娘が寝付くか寝付かないのタイミングなので、アーカイブで見ます。たくさん質問します!」と頼もしい限り。

一番に申し込みをしてくれた女性も3歳のお子さんのいるワーママ。当初は「寝付くのが21:30ごろなので19:30スタートは難しい。でもアーカイブでもいいから参加したい」と言ってくれていたのですが、個人面談のときには「夫に話をつけてその時間、リアタイ参加できるようにしました」「UNI道場の『こんな未来が待っています』を読んだとき、やらない理由はなかった」と。カッコよすぎる!

●本当に「若い」とは、こゆこと!

一方で、なんと可愛いお孫さんもいらっしゃる60代の女性も飛び込んでくれたのですが、現役で超ベテランがなぜ?!と私も最初驚いたのですが、そんな彼女がなぜUNI道場の門を叩いてくれたのか、その想いを聞いてほしい。

「正直、講師をしている私が教えを乞うのは結構勇気がいった。でも、何を恥ずかしがってるの?恥ずかしがってちゃいけないなって。どうでもいいプライドを捨てるのに勇気がいったけど、ええい申し込んじゃえと申し込んだ」と。

くぅ~ッ、世の中のリーダーシップ研修を受けてこられたかのような決意。いくつになっても未知の世界へ飛び込む勇気が持てるって、美しい!若い!わたしもそうありたいです。

ちなみに、その女性が個人面談で決めた4か月間の(WS設計とは別に立ててもらっている)個人目標がこれまた素敵!それが「できない自分も開示して大きくなる」です。くぅ~ッ、すばらしい。この素晴らしさ、分かってもらえますかねえ。ネガ好きな私には刺さりまくりの一言でした。「できない」というネガの反転にこそ、じぶんではまだ気づいていない、本当のポジがあるんです。「ネガ」とわざわざ向き合わない人は多いけれど、ネガポジにこだわって描き続けているわたしにはもうその目標には、飛躍しか描けてこないです。

また、5人、それぞれの志望動機も胸熱(ムネアツ)なのです。

●バラバラになってしまった組織を立て直したい

ある女性は「メンバーが入れ替わり、いつしか対話が減っていて、大切しなければならないものが引き継がれなくなっている。それぞれが個人商店になってしまって、同じ部署なのに だれがどんなことをしているのか、それぞれがどんな悩みを抱えているのか出てこなくなってしまった。今いきなりビジョンを描いても、心が離れているので、やらされになるけれど、皆が目を瞑った時に、その瞼の裏に情景を思い描けるような共通したビジョンをつくって、組織をもう一度一つに集約させていきたいです!」と熱い志望動機を書いてくれました。

また、ある女性は、4月には大手企業に復帰する直前で自身のこれからのキャリアを考えたときに「復帰後の会社で希望の職種(人材育成や広報)へ配属してもらうためにもファシリテーションを学びたいし、副業でもっとクライアントの信頼を勝ち取るためにも、やっぱりファシリテーションが必要だと感じていて、やらない選択肢はない」と言ってくれました。

ワークショップや複数人を相手にするファシリテーションに「1on1では解決できないことも扱える場の力、ダイナミクスがあると思う」と語ってくれた人も居ました。そう!そう!そう!そう!

●あなたの「得意で好きなこと」って何ですか?

ところで、みなさんは仕事で「得意で好きなことは?」と聞かれたら即答できますか?わたしは今回、個人面談をするたびに、心打たれまくっていたのですが、大手企業で一見すると完璧なキャリアを歩まれてきた彼女は、職務ではワークショップやファシリテーションをする機会が少なく「インプットしながら10年近くたっちゃった」そう。

「でも、やっぱり好きなのは、ファシリだし、得意なことだし、わたしはレコードしたいわけじゃなく、場にかかわりたいから、ファシリテーションがしたい」という彼女。これからの人生は「ファシリテーションという好きで得意なことで生きていきたい!」そう言い切れる強さが美しすぎて、と同時に、それでも会社や職場の人たちのことが大好きだからモヤモヤしている。得意と大好きを明確に持ちながら、目の前の仕事にも誠実に向き合う彼女が、、、眩しすぎました。

また、今回最年少の20代の言葉にも心打たれてました。「『感情にフォーカスし、ネガティブを掘り起こして抱えている本音を引き出す』という部分にとても強く惹かれました」と飛びこんできてくれた彼女。

「みなさん孤独、困ってる。子供だけじゃなく大人も教員も。誰かをつなぐ架け橋になりたい。わたしが入ることで、何かしてあげるんじゃなくて、その人が振り返ったときあのときがキッカケだったなと思えるような、つなぐ役割になりたい」と。

彼女の年齢のときの自分を思い出したら穴掘って入りたかったデス。20代の私は他人のモヤモヤネガネガに本当に鈍感でした。その感度、すばらしすぎる。

●みなさんの「原体験」は?と聞かれたら何を語りますか。

志望動機とは別に、5人が5人とも、ワークショップやファシリテーションについて忘れられない「原体験」をもっていました。これがまた胸熱(ムネアツ)エピソードの数々。みなさんも、じぶんに置き換えて、「今の仕事が(なんだかんだいって)好き」と思える「原体験」を思い出してみてほしいのですが。

ある女性は「今でも忘れず鮮明に覚えているんだけど、ある日の勉強会の後のワークショップで、参加者の一人が『こんなのに出てられない!今すぐ帰って若いやつらに(勉強会で聞いた時代の変化や今後の対策など)伝えないと!』と走って帰っちゃったの。その社長さんを見て『こうでなくっちゃ!』と思った。参加者が『いい勉強になったな~』ではなく、具体的に『次に何やる?誰がやる?』という話ができるようなワークショップをしたいと思った」と教えてくれました。

いいでしょ?すごいでしょ?!シビレますよね!このエピソード!まさに「絵空事に終わらせない」ワークショップの究極の姿といってもいいかもしれない!

別の女性もステキな原体験とそれゆえの違和感を語ってくれました。

「10年以上も前のワールドカフェの成功体験。考え抜いて考え抜いて問いや場をつくって、こうだよねと吐き出せた安心感。なにものにも代えがたかった。一方で、表層的にワイワイ盛り上がって終わっちゃうワークショップもあって。そんなワークショップが嫌いな人との間に温度感に差が生まれてしまっている」

ポジティブな原体験ばかりじゃないです。

「陰口でどんどん元気のなくなっていく後輩を見るのが辛かったです。自分も同じように働きながらどんどん萎縮していって、波風立てないように無難に静かに仕事をするようになっていました。 それがずっと嫌で、モヤモヤしていて。 自分が嫌だったことは自分のこだわりたいところだったのだと気づいた時に、グラレコ、グラファシについて知り興味を持ちました。ゆにこさんのされている多様な人のいる組織を良い方向に導けるワークショップのようなことができるようになれば、後輩も自分ももっと笑顔で働ける組織になると感じました。一歳になる娘が大きくなった時に少しでも優しい世界になっていたらよいと思いました」

それぞれが、原体験ゆえの現状とのギャップに真正面から向き合って、なんとかしたいモヤモヤから逃げずに、わたしのところに飛び込んできてくれました。

●バックグランドが多様でうれしい

入門生の多様性はここまでの情報で十分伝わっていると思いますが、属性や経験といったハード情報も「多様」です。

上場企業でオープンイノベーションを担当している方。学校の保健室の先生を天職としている方。大手企業で人事一筋。リサーチ業界の超ベテラン。育休から復帰目前の方。今は海外との仕事がメインの方。言語化が苦手な子どもたちを受け止めている方。社内がメインの方もいれば、社外の法人がメインの方もいれば、一般消費者・生活者を相手にするのが得意な方。

ワークショップへの参加未経験の方もいれば、ワークショップ50回以上もの開催経験のある方。名刺にファシリテーターと入れている子もいれば、グラフィッカーとしてプロボノとして活動中の方。グラレコはグラレコでスキルを磨きたい子もいれば、絵は描きません。レコーダーになりたいわけではなくファシリテーションがしたいという方もいます。

でも、みんなに共通するのは「人と組織と共創」のために「感情」を大切にして、もっと笑顔を増やしていきたい、「多様な」立場や価値観の人達を1つにして前に進めたい、ビジョンを描きたい、まだ見ぬ新しい価値を生み出したいという想い。

●毎週月曜夜は「人と組織と共創」と向き合う熱い女子たちと。

今回、5人を含めて合計11人の方と深い話ができました。セミナーも含めると85人もの方に視聴していただき、素敵な出逢いや再会がありました。勇気を出して講座開講して本当によかったです。

「同業でも裏側ぜんぶ教えてくれるっていいの?」とおっしゃりながら門を叩いてくれた方や「じぶんの狭い視野に陥ってないか。普段の自分のやり方だけでなく、幅も広げたい」とさいごまで悩んでくださった方まで。入金までしていただいたのに、あまりに素晴らしいキャリアに、わたしのほうが断念させて方もいたりと、本当にありがとうございます。

すでに【UNI道場】入門生だけのFacebookグループの中では、みんなからのたくさんの質問が上がってきていて嬉しい悲鳴の月曜日です。

今はまだ彼女たちは知らない・見えていない「絵巻物から見える世界」を、これから4か月学んでいく先には、今以上に「人と組織と共創」に貢献していく世界が、私の中には勝手に描けてくるのですが、

そうはいっても簡単には修得できない世界だからこその4ヶ月。モヤモヤしながら、4か月を通して、見える景色も人生も変えていきましょう!

UNI道場の様子は随時SNSからお知らせしています。
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きれいごとは絵空事🎉
なんとかしたいから「モヤモヤ」している。

ハラオチしていない、みんながバラバラと感じたら
「情報の共有」よりも「感情の共有」を。「ポジ」の前に「ネガ」を!

「モヤモヤ」から未来へ向かってみんなの想い「ネガポジ曲線」描いて

🌈ひとつになあれ
株式会社ユニファイナアレ